12.07.2010
Greeting
そしてこの度、素晴らしいご縁もあって、日本のプロ野球の某球団に勤務することになりました。「近い将来、今回のアメリカでの経験・実績を生かして、今度は自国・日本で頑張りたい」という強い願いをずっと持っていましたが、それを今回叶えることができ、大変嬉しく思っています。
Roger Dean Stadiumのメンバーを始め、アメリカで出会った多くの方々からもたくさん勇気をもらえるメールをもらい、ますます気合が入っているところです。
2007年末に前職を離れてアメリカに渡り、一度また学生に戻り大きな不安もありましたが、その後ワールド・ベースボール・クラシック、Dentsu America、Roger Dean Stadiumと、多くのチャレンジを通じてたくさんの方々との出会いに恵まれ、本当に貴重で強烈な経験をさせていただきました。多くの皆様に励まされたり、支えていただき何とかここまで来ることができました。 新しい道でがむしゃらに走ったアメリカでのチャレンジで、危ない橋も渡りましたが、ようやく本当のスタートにやっと立てた感じです。
今後もアメリカでの活動の延長戦上として引き続き、コーポレート・パートナシップの担当をすることになりました。企業とスポーツ(野球)の接点となり、「スポーツの価値」を高めていくというビジョンを持って、日々感謝を忘れずに頑張っていく所存です。
これをもって、2007年12月にアメリカ・サンディエゴに渡って以来続けてまいりました、当ブログをクローズします。
これからも、何卒よろしくお願いいたします!!
夢と愛を込めて
平成22年 12月吉日
9.29.2010
THANK YOU FANS!!
明日、いよいよ帰国します!
9.22.2010
9.20.2010
Going back to JAPAN
9時-5時でオフィスワークや営業活動をし、夜は週末も毎試合出て本当に忙しい毎日でしたが、試合・イベント中におけるパートナー様との契約上果たさなければならないプロモーションを遂行したり、たくさんのファンと話したり触れ合う時間がたくさんあって、本当に、いい経験をしました。シーズン終盤ではファンとも、もう家族のような関係になって、まさに地域密着型のスポーツビジネスの原点を経験させてもらえた一年でした。
今シーズンの打ち上げと、インターン達への感謝を表すためにスタッフ全員で書いたサインバットをプレゼントしました。
明日などは、今年のパートナー様への感謝をするイベントをフロリダ・マーリンズのスイートルームで開催するなどを予定していますが、しばらく休憩にも入ります。
自分も今月30日にここを発ち、日本に帰国する予定です。今回の帰国でも色々とやることがありますが、1年半ぶりの日本は本当に楽しみです!!
9.09.2010
Fantasy Football
昨晩はスタジアムのスタッフで集まり、Fantasy Footballのドラフト会議をしました。
このFantasy Footballというのは、自分がオーナーになって実在する選手を獲得して、その選手のリアルな活躍(何ヤード走ったか、タッチダウンをどれだけとったかなどさまざま)によってポイントを獲得して、他の参加チームと競いあうシミュレーションゲームです。
このファンタジースポーツは、今回のフットボールのほかに知り合いとメジャーリーグベースボールのほうでもやっていますが、このゲームの面白いところは、ファンタジーゲーム内の成績が実際の試合での選手の成績に連動することです。
ファンタジースポーツの市場はアメリカでは非常に大きく、年間40億ドルなどと言われています(2,700万人以上がファンタジースポーツをしているとか)。
Global Fantasy Leader
今回Footballの参加は初めてですが、まあまあプラン通りに選手を獲得できたので、楽しみです。QBはペイントン・マニングとれたし。
ドラフト会議の風景(写真がぶれちゃいました・・。)
9.05.2010
8.31.2010
Target Field
このスタジアムでも色々なところを見てきましたが、最近の多くのMLBのスタジアムはpopulous というアーキテクト会社によって手がけているせいか、どことなく最近できた他のボールパークと似たところが漂っていますが、それでも、本当によくできているな、と改めて感じました。
新しいスタジアムに行くときは、以下のサイトにある程度のことが書いてあるので見るようにしていますが、このスタジアムについてまずすごいと思ったのは、522万ドルの建設費のうち、7割以上の390万ドルが市の財政によってサポートされていることです。シアトルのセーフコ・フィールドなんて資金調達に、市民からスタジアム建設用に税金を集めたというケースもあるので、アメリカのスポーツに対する姿勢ってすごいなと思わされてしまいます。
ballparksofbaseball.com
ミネアポリスのダウンタウンの色々なところからスタジアムに入ることができます。特に人通りが多いのが、ライト側に位置する「ターゲット・プラザ」というところです。エントランス近くは開放感のある広場になっていて、待ち合わせをしている人や、立ち話をしているグループなどを見かけました。
この広場の横に目に入ってくるのが、Metropolitan Clubといわれるクラブシート(写真上)。下の写真は、レフト側に位置するBudweiser Roof Deck 。クラブシートなどは高級レストランを楽しみながらの試合観戦ができます。このほかには、60もの個室のスイートルームがスタジアムを一周するようにあります。
最近のスタジアムでいいなと思うのは、Yankee Stadiumなどもそうですが、スタジアムを一周ぐるっと色々なところにアクセスできるところや、食べ物・飲み物もあちこちにあるので気軽に買うこともできることです。
スポンサー系で面白いと思ったのは、電化製品のリテールストアのBest Buyが、Gaming Zoneを作ってWiiでMLBのゲームができるセクションを作っていたり、Photo Zoneを設けて、ファンにただで写真撮影をしたりしていました。ここでファンから連絡先なども入手して、特別なお得情報などを送るなどをしていました。
エンジェルスとの試合だったので、松井選手を見ることもできました。
以下のビデオは、ツインズの若手のホープ・バレンシアがホームランを打ったとき後のシーン。ツインズの選手がここでホームランを打つと外野に位置するミネアポリスのミニーとセントポールのポールが握手しているサインが光ります。
試合は、ツインズが勝ちました。帰りのターゲットフィールドのライトアップがまた綺麗でした。
このターゲットフィールドの観客動員は順調のようで、以下のESPNのサイトで確認する限り、今の時点ですでに昨年の合計より上回って、MLB全体でも6位につけてます。Yankee Stadiumよりはキャパが小さいので比較は難しいですが、すごいのは100%以上の動員率(立ち見があるので)で、レッドソックスのフェンウェイパークと同じくらいの数値を出しています。
MLB Attendance Report - 2010
日本でも話題になるような素敵なスタジアムがもっともっとできたらいいなあ、と思う今日この頃。
St. Paul Saints
ここは、文化の中心地で、州都でもある「セントポール」と、商業の中心地「ミネアポリス」という2都市がミシシッピ川を挟んで向かいあう通称「ツインシティ」というのが有名です。ここには、MLBで言うとミネソタツインズがありますが、実は今回セントポール側にある、セントポール・セインツというマイナーリーグのチームのマーケティングの勉強に行ってきました。このセインツは破天荒なエンターテイメントと驚異的な集客力で全米で有名なチームで、是非一度見に行きたいと思っていました。
当日は待ちに待ったセインツのスタジアムMidway Stadiumの敷地内に入った瞬間、楽しい雰囲気が漂ってくるのを感じて、わくわくしてきました。ニューヨークでも大変お世話になった、トランスインサイト代表の鈴木さんも最近このセインツを訪問されて、日系ビジネスオンラインでも紹介しています。
邪道?王道?名物独立リーグ球団の異色集客手法
この鈴木さんのコラムにも書いてありますが、このセインツのすごいところは、MLBとの提携関係を持たない「独立リーグ」球団ながらも、ほぼ毎試合チケットが完売し、黒字経営を続けて地域密着型の代表的なプロ球団として成功を続けています。
セインツにいる球団スタッフには事前に連絡を取って、当日は試合前・試合中に色々なことを手取り教えていただく機会を得ることができました。ここではとても書ききれないので、いくつかだけそのシーンを載せておきます。
まず、試合前のセレモニーで名物の豚が登場。この豚は始球式のボールを運んできたり、色々な場面で登場してきます。
スタジアムのレフト側には、Hot Tub(お風呂)付のスペシャルシートがあります。他にもさまざまなユニークな席があります。
試合中、ライト側の広告看板にはファンがロープで吊るされ、もしこの状態でホームランボールをとったら1万ドル(今だと約85万円)が当たるというプロモーションをやってました。
試合中のグラウンドキーパーは、女装したスタッフ4人組が登場。
セインツのマスコットの「マドンナ」。大人気のキャラクターです。実は日本の独立リーグの四国・九州アイランドリーグの長崎セインツはこのセントポール・セインツのチーム名・ロゴマークのライセンス契約を交わしていて、長崎セインツのマスコットキャラクターの「ビーナス」は、この「マドンナ」の妹という設定になっています。
ご飯もとにかく種類が豊富で、日本の縁日のような雰囲気が出来上がってました。
7回には恒例のピーナッツ投げがあって、プレスボックスと言われる放送席から、フィールドを走るゴルフカートからファンに向けてピーナッツが投げられます。(これはうちのスタジアムでもやっていますが、このセインツが最初にやったという説もあります)
最後に動画。なんとスタジアムのすぐそばを貨物列車が通ります。(列車が通ると、MCがマイクで「トレイン」とささやくのが面白かった。。)
今回の訪問を通して、自分のスタジアムのGMには早速レポートを作成してシェアしました。一番強く心に残ったのは、スタッフ全員が仕事を楽しんでいることでその雰囲気ができあがっていること、そして、普段から球団内で新しい発想をどんどん出し合って試す、そして常にファンの反応を確認して、改善し続ける、このサイクルがしっかりできているんだということでした。互いをリスペクトし合い、積極的な良いチームは、本当のいい仕事をする、ということを再認識することができました。
Forbesでみましたが最近のニュースで、アメリカで働く母親にとって、このツインシティーは全米でランキング1位という結果がありました。女性の給与水準、治安、生活費、教育費などで高いポイントがあったそうです。冬はアラスカ・ハワイを除く48州で最北端になるので、アメリカの冷蔵庫とも言われてるそうです・・。
Twin Cities No. 1 in U.S. for working women in Forbes survey
次回は、MLBミネソタ・ツインズの新球場「ターゲットフィールド」について書きます。
8.18.2010
8.07.2010
Dolphins Training Camp
先週から各地でキャンプが始まりましたが、昨日マイアミ・ドルフィンズのキャンプを観に行きました。以下のサイトで今までの記録や練習時間などを確認できます。
Camp Doplhins 2010
Nova Southeastern Universityという大学の敷地内に練習施設があるのですが、ドーム型の室内練習場と、屋外グラウンドが2面とその前にクラブハウスがあるいい環境でした。無料で公開しているので、こんな間近で色々な練習が見れるので、これはいいなあ、と思いました。
下の写真はレシーバーが、ボールがついたゴム紐をフェンスにくくって、自分で投げて自分で取る練習を繰り返してました。右の親子が練習中にサインをねだって、スタッフに注意されてしまいました。。
注目は、#19のBrandon Marshall。デンバー・ブロンコスから今年移籍した有名選手ですが、かなり調子もよさそうです。全体練習前からトレーナーともくもくと練習していました。
Brandon Marshall continues dominating
さあ、全体練習開始!と思いきや、雷が光ってその瞬間、いっせいに選手がドームの中へ・・結局外にでてくるこもなく、室内練習も見れませんでした。 残念! そりゃあ、この団体で何百億円のお金が動いているかって感じですからね・・。
ドルフィンズのレギュラーシーズンスケージュール。9/12の開幕戦の相手はNYのBuffalo Billsです。
8.03.2010
8.02.2010
7.31.2010
Toy Story 3
最近はAvatarなど3Dの映画が流行しているので、今回はToy Story 3の3Dを観に行きました。
これがまた想像以上に完成度の高い映画で、色々なメッセージも含まれていたと思います。
自分自身が感じたものの1つとしては、カウボーイ人形のウッディのリーダーシップを中心として、仲間がどんなときでも一緒に戦う姿が印象的だと思いました。
おススメです。
7.28.2010
7.25.2010
7.19.2010
The blessings of nature
せっかく南フロリダに住んでいるので、先日、休みを取ってアメリカ最南端のKey Westに行きました。ジュピターからマイアミまでは大体1時間半ですが、マイアミからさらにKeysと言われる細長い列島を3時間ドライブすると最南端までいけます。
こんなに素敵な場所があるのかと、本当に驚きました。特に、有名な7 Miles Bridgeを通ったときには、今までにない不思議な気持ちになりました。
以下の写真は、アメリカ最南端のモニュメント”Southernmost Point”です。キューバまで90 マイル(約144km)と書いてあります。
アメリカ最南端でのサンセット。たくさんの人であふれかえっていました。
フロリダにいると色々な自然に出会うことができますが、昨日も、スタジアムの周りをジョギングしていたら、いつものように普通にカメが道沿いで歩いたり草を食べたりしていました。この南フロリダでは、今までの生活ではありえない光景ばかりを目にしてますが、こうしたなかなか経験できない生活に感謝しています。
7.05.2010
7.03.2010
6.20.2010
6.14.2010
5.08.2010
4.13.2010
Baseball season is back!
3.31.2010
朗報 - ついにやりました!!
ついに、やりました。12月にここロジャーディーンスタジアムに来て以来、約4ヶ月という長いprobation(試験)期間があり、色々な事がありましたが何とか乗り越えて、正式にPermanent Full Time(正社員)として採用されました。オフィシャルには今日からです。
ここロジャーディーンスタジアムは、MLBのSt. Louis CardinalsとFlorida Marlinsの経営化にあって、自分達は彼らに雇われているので、採用プロセスも特に色々と大変です。実は、本当はこのprobation期間も3ヶ月のはずでしたが、最後マーリンズからの承認が降りるのが時間がかかり、この1ヶ月間は、特に不安になる時期でした。
でも、結果的には信じられないような展開で、たくさんの人にも助けられ、やっとここまでくる事ができました。
特に自分のマネージャー(Director of Corporate Partnership)のメリッサは、カリスマ的存在です。マネジメントの中では特に理想的な人で、上と戦って下を守り、自ら結果で示しながらも愛情をもって強いリーダーシップを発揮します。ものすごいスキルとハートを持った人で、この人と出会えたことに毎日感謝しています。このメリッサと、素晴らしいGM(ジェネラル・マネージャー)のジョーがマーリンズに最後まで自分のことを強く推薦して戦ってくれたことが全てと思います。
今月はスプリングトレーニングもあって、1日の休日を除いて毎日働きましたが、いつも持ち歩いているラジオを通して、突然メリッサから「今すぐオフィスに来て」と言われ、ジョーのオフィスに呼ばれ部屋を閉められました。アメリカの職場でこういうことがあると、解雇か採用かの話題かと話には聞いていましたが、自分もこれを体験しました。
「何か困った事や不満がある?」(ジョー)
「今自分がやれていることを心から愛しているし、2人にいつも感謝してます。でも、自分も奥さんも健康保険がないのは不安。あとはビザ」(自分)
「それ以外は?いつでも言っていいよ」(ジョー)
「OK,サンキュー」(自分)
「Nari、あなたは今まで私が知る中で、最もハードワーカーよ。おめでとう、Full Timeとしてオファーさせていただきます。」(メリッサ)
「自分達は、Nariの仕事に対する倫理や他人へのリスペクトに、最も自分達が感謝している。これからも是非頑張って欲しい。」(ジョー)
このあと、2人とは将来についても色々と語り、本当に深い目で自分のことを見てくれいてることを改めて確認できましたし、これからもずっと人としても仕事上でも長い付き合いをできると感じることができました。
やっと、今まで描いていたこの日が来たと思いました。この瞬間は思ったよりも落ち着いていましたが、あとでどんどん思いが込み上げてきた感じです。
2007年12月に前職から離れて、東京から奥さんも半ば強引に連れてここアメリカに来ました。全ては、自分が目指すDream Jobと新しいキャリアのためでしたが、ここまで本当に危ない橋を渡ったと思います。この世界を目指す人の中ではもっと苦労をしている人は必ずいるし、自分はその中でかなりラッキーだったと思いますが、それでも結構色々ありました。正直苦しいことがいっぱいありました。特にニューヨークでのつらい日々は忘れられません。(自分があえてやったのですが・・汗)これからここアメリカでこの世界を志す外国人たちにはこの経験や現場について身を持ってシェアすることができると思います。資金、ネットワーク、英語、文化、ビザ、保険などなど、外国人としてのたくさんの壁を乗り越えないといけないです。
自分はこれまで12個の新規ビジネスの契約を実現して、マネジャー以外の3人の営業の中ではこの4月までにTOPの数字を残す事ができました。これは、特に感謝しなければならないのは、前職IBMでの経験につきると思います。前の職場で大変お世話になった方々にも感謝し続けなければならないです。僕の仕事は主にスポンサーシップセールスで、今年は何と、ここロジャーディンスタジアムができて以来12年の中で、すでに今までのスポンサーシップの記録を大幅に更新しています。この不況下にあって、前向きに皆で頑張ろうと賛同いただけるたくさんの企業と出会えることができています。今このスタジアムにはたくさんのパートナー企業が入ってきてたくさんのコラボレーションが行われています。
P.S.
今月17日は、新しいパートナー企業のMorikami Museumと提携して、Asian Heritage Nightというイベントを行います。また詳しく報告します。
まず、やりました!!!これからお礼・報告の連絡をしなきゃ。ウェブサイトにもプロフィールがupされてます。
3.12.2010
Roger Dean Stadium Tour
この3ヶ月間でこれまで11個の新しい契約(New Business)を実現することができましたが、そのうちの一つとしてJTBとのパートナー契約があります。
ここJTBとの一番の目標は、JTB USAとして日本への旅行のスペシャリストとしての認知度を上げること、そして特に富裕層の多いこのジュピター(パームビーチカウンティー)に日本の素晴らしさを知っていただき、1人でも多くのアメリカ人のお客様に利用いただくことです。
そんな中、日本からのお客様にもここロジャーディーンスタジアムの素晴らしさを知っていただき、ここジュピターまで来て頂く事も、もちろん大変嬉しいことですが、それが何と今日実現しました。
このニュースはスタジアムのスタッフ内にはしっかり認知されていました。
今日の日のためにしっかり準備をしてきましたが、これまた何と今日に限って天候は大荒れで、雷雨に見舞われる一日となり、ちょうどお客様が到着される10分前に試合が中止という事態になってしまいました。ロジャーディーンスタジアムでのスプリングトレーニングの試合は、天候に関わらず滅多にキャンセルしないポリシーなので、かなり稀なケースです。
ですが、遠くから来られた大切なお客様ですし、実は雨のための大逆転劇の準備もしていました。まずは、計画通りスタジアムツアーを行いました。スタジアム内の柱にかけられたJTBの看板をお見せしました。この看板のデザインはスタジアム内で大変評判が良く、特に最近噂になっているものです。
お客さんはマグワイヤー(現コーチ)にもサインをもらいたい、ということなので、場所を聞きつけて、室内でのバッティング練習が終わるまで待機。雷が鳴る嵐の中で、お客さんの安全もかなり気になりましたが、無事最後、マグワイヤーからも快くサインをいただき、お客さんは大満足。
最後に、準備していたアンケートに記入いただきましたが、全項目5段階中最高点の「大満足」で、しかも「来年も必ず来ます。今度は仲間をたくさん連れてきます」と約束していただきました。お客さんが心から喜んでいるのが分かったので、自分も涙が出そうなくらい嬉しくなりました。
3.10.2010
Spring Training Season in RDS
このスプリングトレーニングとは、40人ロースターの選手とロスター外の招待選手と呼ばれるベテランの選手やマイナーリーグの有望選手の中から、レギュラーシーズン開始までに25人ロースター(MLB登録枠)に絞られるもので、レギュラーやロースター争いが激しく行われるシーズンです。
今7days a weekで毎日仕事にでているのでかなり忙しくしていますが、大変充実しています。一部をちょっとだけ。
スプリングトレーニングゲーム開始数日前には、シーズンチケットホルダーへの感謝を込めて、Florida MarlinsとSt. Louis Cardinalsの選手全員が集まり、サイン会が行われました。ファンにとってはたまらないイベントです。。
MLB屈指のスラッガー・アルバードプホールス(妻撮影)
一昨日は、Metsの五十嵐選手も来ました。新しい通訳とも1年ぶりのまさかの再開でサプライズに興奮しました。新しくパートナーになったEBISUの紹介もしました。ここは田口選手もよく来られたところで、ここでは珍しい日本人によるAuthenticな日本食です。
毎日たくさんのファンが来ています。昨日のRed Sox戦はかなりの立ち見が見られました。
2階のスイート席前にある、巨大な写真の前で写真を撮りました。
2.22.2010
Heath Evans Foundation
そこらじゅうでCardinalsやMarlinsのジャージを来たファンを見かけるようになり、出入り口でも多くのファンがサインをもらおうと待ち構えたりしている風景が目に付きます。スタジアム含めてここには12個もの練習場施設が完備されていますが、この施設全体をトロリーバスが毎日巡回しています。ファンはこれに乗って施設内を移動することができ、何だか遊園地のような感じです。
週末は、NFL選手によるチャリティーイベントが開催されました。先日のSuper Bowlで優勝したNew Orleans Saintsの選手を始め多くの有名選手がここロジャーディーンスタジアムに来ました。個人的には、Super Bowlでも大活躍したPierre Thomasや、超有名選手のNew England Patriots のRandy Mossなどには思わず興奮しました。
NFL選手を目の前にするのは初めての経験でしたが、Pierre Thomasなどは想像以上に小柄だと思いました。同じフィールド上に立った時でも、あまり大きいと感じませんでしたが、これが神の領域と呼ばれるトップアスリート・NFL選手の中でも、超トップ選手なのかと思うと、ちょっとドキドキしてしまいました。
チャリティーイベントは大変盛り上がました。ホームラン競争から始まり、その後はパームビーチカウンティのSWATチーム vs NFLチームのソフトボールの試合となり、7回までたっぷりプレーして観客は大喜びでした。このチャリティーの発起人のHeath Evansが途中、試合を中断して、このイベントの目的や、アメリカでどれだけ多くの子供たちが家庭内暴力を受けているかなどのプレゼンテーションを力強くしたときには、彼のこのイベントや活動に対する思いを強く感じました。
来週からいよいよスプリングトレーニングの試合も始まります。自分の営業活動も今週が最後の山場です。
2.13.2010
NFL vs. SWAT Softball Showdown II
- 3/6: Spring Training 10K Race
- 4/8-4/11: Play at The Plate
- 4/29: Education Day
- 5/28-5/31: Team One/Under Armour Memorial Tournament
- 6/19 - 6/27: USA Baseball Junior Olympic Tournament
2.07.2010
Bravo!! Saints!!!
Saints stump Colts 31-17 to win franchise's first Super Bowl title
ハイリスク・ハイリターンをとって見事ものにしたSaintsにBRAVO!!! 久しぶりに心の底から興奮する試合を見ることができ、感動した!!
2.06.2010
Super Bowl XLIV
明日、第44回Super Bowlがマイアミで行われます。
Super Bowlがこのマイアミで開催されるのはこれで10回目でホスト回数が最も多い都市です。今年もまた色々な話題が飛び交っていますが、自分自身としては、車で1時間ちょっと先のところでこのアメリカ最大のスポーツイベントといわれるSuper Bowlが行われることにワクワクします。
ちなみに今回の開催地のSun Life Stadiumというのは、一瞬、どこ?と思ってしまいましたが、以前のLand Shark Stadiumから名前が今年から変わったもので、Sun Life InsuranceがNaming Rights(命名権)を買ったためです。ちなみにこのスタジアムはMLBのフロリダ・マーリンズの球場でもありますが、マーリンズはOrange Bowlが行われていたスタジアムの場所を壊して去年から新スタジアムの建設を始めています。昨日、マーリンズのVice Presidentと自分の担当のコーポレートパートナーシップのビジネスミーティングがありましたが、この話題がところどころででました。屋根つきになるとか。(2012に完成予定)
Super Bowl brings welcome relief to Miami この記事は、前回行われた3年前のマイアミの状況との比較をしていますが、特に失業率が3.6%だった2007年と比較して約3倍になっていたり、前回は不動産ブームだったのが、今回は住宅のFor Saleのサインが道にならんでいる状況で、ピーク時と比べると約2倍価格が落ちているとのこと。
そんな中、このSuper Bowlが少しでも町に元気と勢いを与えてくれたらと思います。
そんなSuper Bowl、去年も試合前に予想をしましたが、今年もやりたいと思います。
今回Indianapolis Colts vs New Orleans Saintsのカードとなりましたが、テレビや記事を見る限りでは、Colts優勢にみえます。特に今回の注目は両チームの名クオーターバック(QB)対決となると思いますが、ColtsのPeyton ManningはNFL史上最もMVPを取った回数の多い、文字通り最高のクオーターバックと言われていますが、一方のSaintsのクオーターバックのDrew BreesもNFLを代表するほどの名選手で(自分も個人的に本当にすごい選手と思っています)特にこのSaintsの攻撃は、今年NFLで一番平均試合得点が高く、Coltsのディフェンスもあまりいい方ではないので明日は得点の取り合いになる気がします。
ただ、このColtsはやっぱりQBのManningがすごくて、ディフェンスが点を取られても、今年は最後の12試合中7試合を逆転勝利にしていたり、色々な状況にアジャストする能力が非常に高い選手です。このManningが怪我をせずいつも通りいいプレーをすればColtsがやはり勝つんでは、と思います。
Coltsが勝つと予想する人の方が多い中、このSaintsが勝ったら、初出場初優勝でニューオリンズはとんでもないフィーバーになって大ニュースになるのは間違いありません。
予想:Colts 34 - 30 Saints
さあどうなるか楽しみ。。
2.04.2010
Cold snap bring cherry delight to Morikami
ロジャーディーンスタジアムから40分ほど南に行くとBoca Ratonという町があるのですが、ここに日本庭園のThe Morikami Museumという大変立派なミュージアムがあり、今週こことのパートナーシップ契約を実現しました。ちょうど自分が生まれた77年にできたミュージアムです。
今から100年以上前に、日本からたくさんの農業開拓者がYAMATO Colonyという団体名を作りここBoca Ratonにやってきました。何年続けても農業はうまくいかず、夏の猛烈な暑さからも、何人もの日本人が、アメリカ国内の別の州に移り住んでしまったそうです。そんな中、森上さんだけはただ1人残り、パイナップルなどのフルーツや野菜を見事に育てていき、鉄道王Henry Flaglerの会社とも契約の上、南から北にそのフルーツや野菜を届け、ホールセラーとして成功を収めます。
多くの土地を持っていた森上さんは、その後70年代にここパームビーチカウンティーにYAMATO Colonyを称えるべく公園として土地を寄付しました。それが今こうしてミュージアムになっています。そしてこのミュージアムの横には大きなYamato Roadという道も走っています。
このMorikami Museumとの契約で、ロジャーディーンスタジアムから定期的にフィールドトリップ(見学旅行)のバスを出したり、Education Dayに日本文化のクラスを取り入れるなど色々な企画を計画中ですが、このスタジアムに新しい風を持っていきたいと考えています。スタジアムのマネージャー陣もとても喜んでくれていて、色々な方と共に1歩ずつしっかり進んでいきたいと思っています。
そんなMorikami Museumですが、今朝、ローカル紙のPalm Beach Postにトップに、"Cold snap bring cherry delight to Morikami (急変した寒さが、森上に桜をもたらした)"という記事が載りました。先日まで続いたフロリダでは珍しい寒波のお陰で、Morikami Museumでは初の桜が咲き、地元メディアが日本を代表する桜の魅力について書いてくれたことに嬉しく思います。この暑いフロリダでは本当に、珍しく、素敵な話だと思います。とても励まされました。
Cold snap bring cherry delight to Morikami
1.23.2010
New Partners!!
まだまだいきます!!
ロジャーディーンスタジアムブログをupdateしました。是非見てください!
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/rogerdeanstadium/
P.S.
先週までここフロリダは珍しく寒い日が続いていましたが、今週から一気に「暑く」なりました。こちらは25°C超えてます。。
1.17.2010
RDS日本語サイト!
大学の後輩にお手伝いいただき、手作りらしい味のある素敵なものに仕上げていただきました。
今色々な企業とタイアップしてプロジェクトを立ち上げようとしていますが、このサイトも近いうちに大いに活用されていくことを願っています。このサイトから、ロジャーディーンスタジアム情報のみならず、ここ南フロリダ・パームビーチカウンティー・ジュピター情報も発信していきたいと思います。
是非、見にきてください!
http://rogerdeanstadium.jp/
1.15.2010
33 yrs old
1.09.2010
The Blind Side
週末に入り、奥さんと映画でも観にいこうと思い、The Blind Sideを観ました。
この映画は実話に基づいたもので、テネシー州の貧しく荒れた場所で育ち、ホームレスとなった少年がとある夫婦に引き取られ、やがてNFL選手になる奇跡の話です。自分は何度も泣いてしまいました。
こんなことってあるのか。人生って本当に不思議だ。と思わせられてしまいます。
この映画を通じてアメリカの現状や文化など、色々なことを思いましたが、一番は何といってもこの夫婦のSeanとLeigh、そしてその子供たちの考えられないような深い愛情に感動しました。
NFL選手となったMichael Oherは、昨年のNFLドラフトでBaltimore Ravensにドラフト一巡目で選ばれた超スタープレーヤーです。
お勧めの映画です。
USA Today:
http://www.usatoday.com/sports/football/nfl/2009-04-23-michael-oher-cover_N.htm
ロイター:
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-12802920091207