2.21.2009

WBC 2009 Media Operation

いよいよkick offしました。

昨日、アリゾナ・ダイアモンドバックスの本拠地、Chase FieldでWBC Media OperationsのKick offおよび大会でのオペレーションに関する会議が終日行われました。

その前日もホテルでタイミング良く関係者とお会いして食事もご一緒できたのすが、まず本当に嬉しかったのはアメリカ独特の歓迎ぶり "WELCOME!!"という心です。

今回、このポジションを得るまでの長い時間色々なことがあったり、時にはつっぱねられた時などもありましたが、最終的に選んでいただいた時には、「家族」のように迎えるところに感動を覚えました。

特に、自分が以前MLBを中心に出した提案書や、Resumeの中身などもしっかり理解していただけていることも分かって、本当に見てくれたんだな、というのが会話の中で実感できたことが嬉しかったです。

しかしもう、そんなことも言ってられません。これからが勝負、ということで、この会議の中で、大量の資料と共に一気に膨大な情報をいただきました。

このWorld Baseball Classicは、今年2009年に行われるイベントの中で地球上最もメディアの数が多くなると予想される大会になると言われましたが、1,000以上超えるメディアを対応するためには、各チームとの間に立って調整すべきことがたくさんあります。オペレーション方法も、Olympicのそれとほとんど変わらない、と言っていました。

会議のアジェンダは、Accreditation(スタジアム内での色々な場所への入室資格)、Information Service(メディアに発信する情報収集方法)、今回の自分のPress Officerという役割と、Venue Press Chief(各スタジアム長)の役割について、MLBに所属する選手のPR部門との関わり、オペレーションに必要なEquipment(物)、数百人を超える膨大な数のボランティア(人)との関わり、大会前、大会中のオペレーションなど、改めて、イベントを成功裏に進めることがどんなに大変なことか感じることができました。

今回会議に集ったのはおよそ30名くらいで、そのほとんどがMLBのLeague、Team、選手(MLBPA)の関係者でWBC限定で借り出されているメンバーで、圧倒されました。

特に会議をしきったMedia Operationのカリスマと言われている人は、本当に衝撃的なリーダーシップを持っていました。

このような人間的に実力、リーダーシップがありかつ本当に人間的に優しいキャラクターを持った「すごい人達」を見ると、本当にわくわくしてしまいます。

午後の会議の前の風景です。


自分のPress officerという役割は、大きく言うと、代表チームの一員として関係者とのリレーションシップを大切にし、メディアとの間に立って架け橋役をするものです。その中で、チーム・メディアとの調整配慮の上、プレスカンファレンスのセットアップをしたり、MLBに対しても日々の代表チームの活動についてのニュースを送るなどが中心になります。

各国1-2名がこの仕事を担当することになり、日本、アメリカ、ドミニカは特にメディアの数が多くなることが予想されるのでこの3つは2名体制でやることになります。

コンビを組むPatrickとも会ったその日から、空港までずっと一緒で色々な話ができました。お互いをよく知ることができ、彼は日本語も流暢で、ものすごい情熱と本当に優しい心の持ち主ということも知ることができ、益々気合が入りました。彼とは二人三脚で気合十分で最高の仕事をするよう臨みたいと思います。

今回の会議は「最初はとにかく積極性より、聞くことに徹しろ」と大学院のプログラムディレクターにアドバイスされていましたが、Patrickが積極性を見せたので思わず自分も2-3回前にでてしまいました。

昨日までに与えられていたTeam Japanのロースター情報の提出物も、かなり気合を入れて作りましたが、Media Operationの責任者も、"This is sensational"と言っていただき、気持ちいいスタートがきれたと思います。

なんと、また東京に戻ることになりました。

早ければ1週間後にはチームと東京ドームのアジアラウンドから合流することになります。

韓国・メキシコ代表担当と一緒に若手4人組みで一緒に写真を撮りました。 この3人とも一緒に頑張ろう、とかなり仲良くなりました。



会議終了後、せっかくなので、今回ドミニカ代表のPress Officerを勤めるダイアモンド・バックスの関係者にちょっとしたChase Fieldのツアーをしていただきました。記念に一枚取らさせていただきました。


バックに移っているHDスクリーンは昨年新たに就けられたもので、($14M)Kauffman Stadium に次いでMLBで2番目に大きいスクリーンとのこと。とにかくでかくてびっくりしました。

ここは開閉式屋根付きのボールパークなのですが、これはフェニックスという都市が、砂漠の真ん中に 造られていて、一年中ほとんど雨の降らない土地になぜこの屋根をつけたのかというと、雨を避けるためではなく、フェニックスの強い陽射しと熱気を遮って、快適な観戦環境を提供するためということ。(なんとも贅沢)

さあ、WBCのTicketもパドレスから丁寧にオーダーフォームまで作っていただき、今日からプロモーションを本格開始することにします。家族・友人、職場の元関係者、知人、MixiなどのSNS toolなどを通して以下リンクを公開していきます。

WBC ラウンド2 チケット販売開始について

自分はメインの仕事に注力しなければならないので、これから手を動かす部分は頼れる後輩にお願いしていますが、1人でも多くの人から、まずは「予約」(予約に料金など一切かかりません)をお待ちしています。

3/15-19の間にサンディエゴに来られる方は、是非是非、お声掛けください!!

2.19.2009

米国スポーツビジネス現場視察ツアーのご案内!

昨年夏にお会いした、NYの鈴木さん(トランスインサイト代表)からこんなお知らせをいただきました。

今回、NBAニュージャージー・ネッツのホームアリーナであるIZODセンターで、スイートボックスでの観戦を通じてNBAのサービスを間近で体験できる、また、ネッツのチーム幹部や今活躍されている日本人職員(長澤さん)とのコネクション作りをできる、さらには他の参加者と人脈形成をできるなど、さまざまなメリットを実現する視察ツアーをアナウンスされました。

僕としては、今日本で流行しつつある「スポーツビジネス」という分野を学びたい、将来この世界で活躍したいという多くの日本人学生・研究者に対して、このような短期間・低価格でスポーツビジネス留学の様な体験を実現できるプログラムは非常に魅力的であると思うし、このような受け皿が生まれていくことに個人的にも強く賛同しています。

というのも、昨年の11月にPETCO Park Tourというのを授業でやりましたが、単なるスタジアムツアーではなく、Operation上どのように試合を動かしているのか、どのようにフロント陣が連携をとっているのかなどを直接見ることができたとき、「ああ、こんなことを自分はしたいんだ」というリアリティーが生まれてきて非常に良かったです。

鈴木さんとはその後も何かある度に自身の報告や相談などをさせていただき、色々とアドバイスなどもいただいて大変お世話になっている僕にとって貴重な方です。今回のようなプログラムに1人でも多くの方が関心をもって応募して欲しいし、今回のみならず、今後も積極的にこのような機会を作っていただけるようにと願っています。

視察ツアー詳細は、是非、以下トランスインサイトのHPまたは、鈴木さんのブログの2.17の記事にある添付のpdfファイルをご覧下さい!

2009年4月11日に「米国スポーツビジネス視察ツアー」実施決定!

スポーツビジネスfrom NY

2.17.2009

WBC 2009 Round 2 (3/15-19)Tickets!!!

ブログを読んでいただいている皆様に是非、1つお伝えしたいことがあります。

本日、San Diego Padresのチケット総責任者と会話し、3/15-19にサンディエゴのPETCO Parkで行われるワールドベースボールクラシック2009の第二ラウンドの全6試合のチケットをそれぞれ200枚ずつ、確保いただける話をいただけました。

これは、僕がもともと「1人でも多くの日本人の方にサンディエゴでSamurai Japanを間近で応援しに来て、スタジアムで感動を一緒にシェアしたい」という思いでずっと眠らせていたプロジェクトです。

プロジェクトの目的やコンセプトなどをまとめた結果、パドレスの多大なる協力をいただくことに成功しました。

早速、以下サイト(ドラフト)を立ち上げました。まだ最後1つ、"eTicketでの購入"が可能か(日本からより安心して来ていただけるように)明日話を詰める予定ですが、チケットをPETCO Park現地引渡しすることは可能となりました。

http://wbc2009round2.blogspot.com/

当然、Samurai Japanがアジアラウンドを最低でも2位通過することが前提ですが、今後4年に一度しかない野球世界最高峰の大会を一緒に見て感動を分かち合いませんか?

早ければ明日から一気にプロモーションをかけていきます。

詳しくは上記サイトを是非、ご覧下さい!