10.24.2008

Dopamine!

前回の日記から気がついたら大分時間が空いてしまいました。

理由は、色々あって、一番は、インターン獲得に向けて色々なチームにResumeやCover Letter、提案書といったものを作って送ったりしていたことと、その後にいつでもインタビューの電話が来るようにカンペノートを持ち歩いているがなかなか電話がなかったり、もんもんと「あー自分はどこでどういう風にチャンスをつかめるんだろう」と無駄に考えることが多くなってしまってるのが原因かな、と思ってます。

そんな時、先日PadresのVPとの1on1で提出した提案書が約束どおり、他のExecutiveにも出回って、MLBでWBCのDirectorをしている人を紹介いただくことができました。さらに、「もしPadresでインターンをしたければもうあなたのことは知ってるので、是非applyして」との昨日他のExecutiveからもメールをいただきました。

自分がインターンで本当にやりたいこと(夢)は国際大会最高峰の野球大会(になりつつある)WBCで、これを最優先していきたいと思いますが、そんな甘いものではないので、とにかく可能性のあるチームにはどんどんチャレンジしてResumeなど送っています。

大学院の授業も、もう残すところ2ヶ月をきりました。相変わらずアサイメントやプロジュクトなどありますが、今日はあえて、全く関係ない本の読書をしてみました。

今話題の脳科学者の茂木さんの本「脳を生かす勉強法」というもの。

かなり面白かった。特に面白かった・学んだキーワードとしては、

  • 「ドーパミンによる強化サイクルを作ること。」
  • 「不確実なものを設定することが重要。これに挑戦できた時に脳は強くなる。」
  • 「苦しい状態を何とか突き抜けることが重要。」
  • 「苦しければ苦しいほど、突き抜けたその後の喜びは大きく、ドーパミンがでてより強化される。」
  • 「タイムプレッシャーで集中力を高める。」
  • 「集中力を高めるには、速さ、分量、没入感」
  • 「思い立った時にパッと瞬間的に集中に入る。」
  • 「クリエイティブな仕事は朝のほうがいい。理由は睡眠で頭の中で一日の活動が整理されるから。」
  • 「自分の欠点や失敗を直視して、その原因を自分自身で論理的に突き詰めて修正する。」
  • 「人生を豊かにするには、チャレンジングなものとセキュアなものの組み合わせが大事。」これは、簡単に言うと、自分が子供のころ親に支えられていたり、職場で上司に安心感の中で応援をもらっていたりするセキュアな環境の中でチャレンジすることが大事、ということと理解しました。

あと、「やさしすぎず、難しすぎない課題に取り組むこと。難しすぎると嫌になってしまう。」

これは、自分の状況で考えると、今回の大学院の授業の件があります。これまで授業はなんとかクリアしてきましたが、実はそのほとんどが自分には難しすぎて、逃げるようにテストの点をうまく取りにいく、時間との兼ね合いでアサイメントを表面的にこなす、ということが多かったことがあります。どうしても、嫌な気持ち、心が痛くなるような気持ちがつい先行してしまう。多分、変なプレッシャーをかけすぎだとそうなるんだろう。

Thanks giving dayの休みにはいったら、自分が納得するまでじっくり時間もかけて腹に落ちるまでじっくり復習をして、学んだことをもう一度吸収しよう、って思ってます。達成感をもつとドーパミンもでていいサイクルにはいる!

あと、やっぱり「読書はすべての基本」だそうです。読書がめちゃめちゃ苦手な自分にとって、この大学院での勉強はとにかく大量の文章を読んで、今までの人生の中でで読んだ量なんて軽く超えてます。。読むスピードがあがったと思いますが、まだそれをクリアに人に説明する力が全くだめ、と思ってます。多分五感をフルに活用したりするトレーニングが必要なんだと思います。

このように、茂木さんのように、分かりやすいことばで証明してくれると、普段自分のやり方に悩んでいることに「ああ、そうか、やっぱりこういう考え方を信じていけばいいのか」と自信をもらえる。

あと、自分がいつもよく考えるのは、モチベーションを最高潮に維持することの難しさ。自分の場合は、いつかまた「あーやっぱりあきらめちゃだめだった」「こうしたらかっこよかったな」と思うときが必ず来るので、そういう後悔はしたくない、と将来の自分を想定することが1つの方法と考えてます。

この1-2ヶ月でインターンが決まる。最高の出会いがあることを信じてます。

ドーパミン放出しまくって最高のサイクルに突入したいー。

PS

ドルは今日95円まで下がってる。。スポーツビジネスの観点では、今日のある記事でMLBのコミッショナーのBud Seligはアメリカの経済危機の中でもスポーツは成長のサイクルにはいってるとポジティブな発言をしてた。アメリカのスタジアムの命名権は金融業が多いので、契約を打ち切るんじゃないかと
いう話もあるし、こんな時代は普通は消費者は余暇や娯楽からお金を削っていくんだろうけど、やっぱりそうなのか、それともスポーツ大国のアメリカならではの消費のしかたになるのか、興味をもってみていきたい。World SeriesでのRaysでの岩村活躍見守ってます。もちろんPhillies田口にもかなり期待してます。2人とも本当にすごいと思う。