完全にいちファンとしての時間を思いっきり楽しんできました。
たくさん写真を撮ったので、いくつか楽しく紹介したいと思います。
まずは、いつものお得なパーキングエリアに停めてから、スタジアムに向かう途中の親子の様子。
まさに世代を超えて親子で応援しにいく姿がなんとも微笑ましい。
19番のTony Gwynnは、1982~2001年の20年間をすべてパドレスに捧げて、8回の首位打者、オールスターにも15回選ばれた文字通りサンディエゴの英雄。この19番は永久欠番で、PETCO Parkのセンターにもその数字が飾られています。今現在は自分が通うSDSUの野球部監督。
23番は現役の26歳若手スラッガーのAdrian Gonzalez。昨年はホームランを36本打って、守備でもゴールドグラブ賞(各ポジション両リーグから各1人(外野は3人)の選出)、オールスターにも選ばれた選手。(あと、2006,2009年WBC メキシコ代表も務めて活躍)
レフト側からのゲート入り口。わくわくしてくる瞬間です。
対戦相手のDodgersファンと地元Padresファンで溢れかえっていました。
ゲートでのスタッフのハイテンションな"Enjoy the game!!"という一言が、さらにわくわくさせます。
今年はPadresにとって、なんと40周年記念で、それを記念した帽子のgive awayをしていました。
これは嬉しい!
その40周年を記念して、pre-game ceremonyでは我がSDSUのmarching bandによる40の人文字と国歌の演奏をしてPadresとDodgersの2009シーズンが開幕しました。演奏終了直前には2機の戦闘機が真上を通過していきました。相変わらず凄い演出だ。。
今日は何と言っても、Dodgersの開幕投手という大役をもらった黒田投手に注目。Torre監督も今年の黒田にはリーダーとしての期待をかけてるとコメントしていました。
ストレートを中心にぐいぐい真っ向勝負するタイプの選手で個人的にはかなり好きなタイプのピッチャーです。去年のプレーオフのPhillies戦なんかはかなりしびれました。
中途半端なファンといわれても仕方ないですが、どうも黒田を応援したくなってしまい、今日は黒田に勝たせてくれーと願って見ていました。。
期待通りの結果を出して、見事開幕戦を勝利でかざりましたが、このゲームで一番盛り上がったシーンを動画に収めました。
5回裏に1-3でランナー一二塁、バッターはAdrian Gonzalez。ファールにはなりましたが、あわやホームランで逆転というかなりひやっとした場面です。
Attendanceは、平日の夕方4時スタートにも関わらず、なんと45,496 (満員率107%)でした。外野裏のスタジアム外にあるpark at the parkに大勢いました。今は春休みシーズンとはいっても、LAからもたくさんのDodgersファンが詰め掛けているようでした。今日の第二戦は、20,035 (満員率47.1%)と一気に落ち込みましたが・・。
Padresは、昨年99敗という最悪のシーズンを経験し、つい最近も、新しいオーナーJeff Mooradに売却したばかりと球団として変革すべき時期にきています。
Initial sale of Padres to Moorad Final
Forbes.comによる2008年のPadres財政状況を見てみると、Franchise Value(もしチームを売る場合の値段)は3.85億ドル。(1994年に前オーナーのJohn MooresがPadresを買った時が8200万ドルなので、Padresだけでなく他のチームも見てみるとMLB全体の価値が上がっていることが分かります。)
今回の売却額は5億ドルということで、この内訳は、3.85億ドルプラス、チームの2.40億ドルの借金の内の約1億ドルを含んでいます。このMooradは、かつてマニー・ラミレスやエリック・ケアロスの代理人を務めていたバックグランドがありますが、2004年に代理人事務所を売ってダイアモンドバックスの株式を一部取得し、CEOをとつめましたが、今年1月に辞任して、パドレス買収の準備を整えていました。
渦中のPadresですが、これからもSan Diego市民に愛され、もっとファンに支えられるTeamになって欲しいです。また、提案しにいこうかな。。This is a jewel of a franchiseとMooradも言ってます。自分もそう思う、うおーPadresにいきたい!!
Padres introduce Moorad as CEO
P.S.
大学院のBlogにもWBCの記事を書きました。SDSU Sports MBA Blog