NYは地獄のような暑さから、この2日間はやっと涼しくなってきた感じです。
毎週、アメリカで起きている色々なスポーツビジネスニュースをまとめる仕事をしていますが、この経済不況の中、いかにお金をかけないでマーケティングをするかという例を良く見ます。
たとえばこのニュースは、アメリカでナショナルレベルで注目されるリトルリーグの話ですが、リトルリーグは2007年1月にESPNと8年間、$30.5million(約30.5億円)でテレビ契約をしていますが、今はもっとコスト効率の良い、インターネット上での放映(ストリーミング)などのブロードバンドアプリケーションに関心をもっています。
リーグ自身がこうしたネットワークを持つというのはこれからのトレンドみたいで、このリトルリーグも自身でネットワークを持って、試合の放映だけでなく選手のリクルーティングやコーチング・トレーニング方法、インターネット上でコミュニティーを拡大するなどソーシャルネットワーキングなどのエリアにも展開しようと考えているとのこと。
こういう動きは、他のスポーツ団体や施設のホームページにも最近ではよく見ますが、Facebook(日本で言うmixi)や今話題のTwitter (ブログとチャットを足して2で割ったようなコミュニティーサービス!?)とリンクさせて、これらを通してイベントなどのプロモーションを行ったりしています。
このニュースもUSサッカーがEA Sports(ゲーム会社)と連携して、EA Sportsがもつアニメーションなどのテクノロジーを使ってより視覚化されたコーチングをネット上で行うなどのサービスを提供しています。
これは別の話題ですが、最近のスタジアムやアリーナには多くのスイート席(新ヤンキーススタジアムでも話題になった2,000ドル以上する高級席)を増やして売り上げを伸ばそうとする傾向がありますが、これは、この経済状況下ではある意味逆行したやり方かもしれません。
そんな中、ロスにあるStaples Centerに、ナイトスポットのラウンジをオープンするというニュースがありました。このターゲット層は21-35歳の若者で、従来の高い年間スイートを買ってもらうものとは別に、それよりは低価格の設定で、試合会場にバーを作っちゃおうという感じのコンセプト。
ちなみに今年10月27日のNBAレイカーズの開幕戦にオープン予定で、日本食レストランKatsuyaなどもこのラウンジ内のメニューに加わるそうです。このように今の経済状況を考え、色々な工夫があちこちで見られます。
P.S.
今の上司ともたくさんディスカッションをしてきましたが、次にセットした目標に向かってまた少しずつ動き始めています。せっかくアメリカにチャレンジしにきてるから、まだまだ落ち着いてられません。 でも何か落ち着かないなーと思ったら、実はこの時期は毎年フットボールの開幕前で体が勝手にわくわく反応を起こしてしまうからなんじゃないか!? なんだと思います。
今の上司ともたくさんディスカッションをしてきましたが、次にセットした目標に向かってまた少しずつ動き始めています。せっかくアメリカにチャレンジしにきてるから、まだまだ落ち着いてられません。 でも何か落ち着かないなーと思ったら、実はこの時期は毎年フットボールの開幕前で体が勝手にわくわく反応を起こしてしまうからなんじゃないか!? なんだと思います。
今年も、日本、アメリカでどんなストーリーが生まれるのか。せっかくのNYなので来月あたりNFLかCollegeを見に行っちゃおうと思います。わくわく。