SonyはFIFAのSponsorとしてGlobal Partnershipを組んでいて、FIFA管轄のあらゆるイベントを通してMarketing活動を行う権利を得ています。
Sony FIFA Partnership Program
ちなみにFIFAとは2007から2014までの間を対象とし、$305M(約335億円)という契約を結んでいます。ここSonyには"Sports Marketing"というSports組織や大会を通じてMarketing活動を行う 部門も存在します。
プレゼンテーション風景(左写真)
今回プログラムから参加したメンバーは、このFIFA PartnerとしてのSonyのMarketing Planを提案するというもので、あらかじめアサインされたチームに分かれて15分間のプレゼンテーションを行いました。
色々なアイディアが発表されましたが、今回、Sony Electronicsの社長を始め、他Vice PresidentなどのExecutive総勢7名から直接Feedbackを受けることができるため、かなりいい経験となりました。
Feedbackの内容としては、シンプルなものですが、どんなに良いアイディアを出せても、以下のポイントははずさずクリアにして欲しいというのが印象的でした。
- Demographic Data(人口動勢):どのMarketのどれくらいのVolume対して、どういった消費者のセグメント(階層・タイプ)をターゲットにするか。
- Bench Mark:比較のために用いる指標を用いること。例えば、他の企業の「成功事例」のポイントを明確にして、それを一部真似て、Sonyの色を付け足す等をする。
- Schedule:最終的なゴールに向かった現実的なステップをしくこと。
- ROI:投資対効果。Investすることは簡単だが、それからどれだけのReturnがあるか。当然、ReturnがInvestを優ることが見込めないものにはInvestもできない。Demographic dataをベースにしたターゲットボリュームを明確にすることで算出できる。
パソコンVAIOの製造工程の中で、お客様からの要望に応じて、パソコン本体に"Happy Birthday"などのメッセージの文字を埋め込んでいる工程がありました。写真も埋め込み可能。こうしたPersonalizationによって、商品の返却率が5-7%も改善されたとのこと。なるほど、面白い。
クラスメイトと記念に一枚。