12.05.2008

PETCO Park Tour

Operations Managementの最後の授業でPETCO Park Tourに行ってきました。

これは単なるスタジアムツアーではありません。実際のスタジアム運営に関わる仕事現場のツアーです。当授業の教授であり、PadresのVPそしてPETCO Park GMでもある、あのリチャード・アンダーセンさんが感動的な経験をさせてくれました。

今日回った部門は、スタジアムスタッフ管理担当、電源まわりや機材などの設備担当、チケットセールス担当、選手クラブハウス他トレーニング施設担当、イベント担当(野球以外含む)、セキュリティー担当、売店(Food serviceなど)担当、グラウンド整備担当、リーガル(法律)担当など、各責任者が、行く先々で私たちを待っていて迎えてくれました。

Jake peavyのロッカー(写真左下)、豪華クラブハウス(写真右下)



グラウンドキーパー(写真左下)、セキュリティー室(写真右下)


感動したのは、このリチャードさんのリーダーシップの下、見事に時間通りに各責任者が色々と説明をしてくれたこと、そして何よりも皆さんが本当に生き生きと仕事をされていることを肌で感じました。
       
当たり前のようで、全ての会社や組織ができていることではないと思いますが、お会いした全ての人が、役割と数字をしっかり把握され、何よりもprofessionalismとCommitmentというものを感じました。
「ああ、素晴らしいチームだなあ」と思いました。これも、さすがリチャードさん、という感じ。
正直、これだけきっちり、かつ生き生き仕事をしているこのチームであれば、PETCO Parkは安泰だと感じました。

リチャードさんの演出で、何とグラウンドにでると、僕達へのWelcome messageまで準備されていました。(写真左下)感動です。さらに、ツアーの締めくくりが会議室で行われ、席にはメンバー全員にPadresグッズのプレゼントまで用意されていました。脱帽です。 
クラスメイトとおちゃらけ一枚(右下)
このリチャードさんが、ここでのネットワークの一番の原点になっています。本当に、お世話になっています。
職場の皆さんも口を揃えて"Best Managerだ"というほど、これだけ、実力があり、人格者であることに、本当に尊敬しています
リチャードさんにあらためてお礼と、写真をお願いしました。 
    
自分にとっては、思い出の一枚となりました。          
    
授業も残すところ、いよいよあと3回で全て終わりです。

11.30.2008

Seattle!

念願のシアトルに行ってきました!

まず、一番書きたいことを書きます。

今回、シアトル・マリナーズの球団フロントの一員でいらっしゃる、末吉さんにお会いできることになりました。日本人スタッフが現地でご活躍されている、数少ない非常に貴重な方です。

自分にとっては、それだけで人間的にもすごいと想像していましたが、それを上回るほど私は感激してしまいました。 というのは、ご本人のご自宅にまで呼んでいただき、ファミリーに迎えていただき、奥様の手料理までいただくことになり、想像を絶しました。。特に、シアトルで有名なサーモンの味は一生忘れないと思います。

自分は、いただけても1時間程度と考えていたので、質問内容や他資料など時間内にまとまるように準備していたのですが、結局夜遅くまでお話を伺えることになってしまいました。(常識範囲超ぎりぎりを考えながら・・汗)

たかだか自分はまだ、これからスポーツビジネス界に入ろうとしている身なのに、初めて会う自分に対して、これだけ「誠実」にこれだけ「優しく」接っしていただいたことに、時間が経つにつれて本当に泣きそうになりました。 

事前に送っていた私のレジュメやブログなども見ていただくことができ、ご夫婦からも自分に対して色々質問をいただけたことは、とても恐縮で、かつ感動でした。  

こうした40代の素敵なお父さんがいることに、まず自分は非常に幸せになりましたし、こういう誠実で一生懸命な方と一緒にお仕事ができたら幸せだ、と思いました。 

自分も色々と事前に調べさせていただいたのですが、現場での具体的なお仕事内容や今までの詳細なご経緯など本当に色々なお話ができ、学ぶことができました。 特に印象的だったのは、「自分は外国人として働いているので、人の何倍もやらなければならない。日本人としては、周りが行き届かない細かい部分にも注力を注ぐことを意識している」ということです。  

やはり、「日本人として」というアイデンティティーと誇りを胸に日々戦っていらっしゃるという姿がとてもかっこよく映りました。写真を一緒に撮らせていただきました。ブログ掲載の了承いただきました。(写真左下:イチローのサイン入りバットを持たせてもらいました)

末吉さんは、マリナーズでもう10年勤められていますが、その前は旧オリックス・ブルーウェーブに8年勤められ、1996年の日本一も経験しています。 なんと、その時のチャンピオン・リング(写真右上)

マリナーズでは、1999年にオープンしたセーフコ・フィールドも見届けていますし、2001年の地区優勝も経験されています。こういう方には運も訪れるんだと思います。 

ついに来れた、セーフコフィールドでの写真を添付します。右写真は、開閉式ならではの大きな屋根。これは開いた状態で大きくでっぱった感じ。


結局、仕事の評価や全てのモチベーションは「チームの勝利」なんだそうです。   

本当に、この一日は忘れられない感謝の日となりました。            
自分自身も実は今週初めに、WBCの関係者から、遂に、「WBCの日本のメディア担当の候補者として検討している、今一度私にレジュメとカバーレターを送ってくれ」と、メディア担当責任者からじきじきに電話もいただきました。今までの活動がやっとここまで・・。他にも実は心動かされている大きなチャンスがあるのですが、最後実現するまで、「感謝」と「信念」をもって頑張ります。

大学院はあと2週間で全て終わりです。最後までやるぞ。