7.12.2008

California State Games

ボランティアに行きました。

California State Gamesという団体が、US Olympic委員会の草の根運動を推進する子供向けの大会を毎年開催しています。今日は開会式の日でしたが、昨日と今日早くからスタジアムの設置や開会式の準備などで手伝いにいきました。

場所は、NFLのSan Diego Chargersのホームグラウンド、クアルコムスタジアムです。

1967年に開場した古いスタジアムですが、71,294人という収容人数という大きなスタジアムで、我がサンディエゴ州立大学フットボールのホームグラウンドでもあります。
PadresもPETCOが開場した2003年までここがホームグラウンドでした。

経験できたこと/思ったこと。
●頭をあまり使わず力仕事をたくさん経験できた。(日本と変わらないけどそんな中新しい実践英語を覚えるいい機会にもなる。ペンチをClippersと言うといってた・・でもバリカンじゃないの・・?)
●出店で来ていたベンダーと楽しく会話できた。
●開会式に参加した子供達が本当に嬉しそうにもりあがっていた。音楽、ダンス、自転車のパフォーマンス、聖火リレー、そして花火。やっぱりエンターテイメントがうまい。

この花火のシーンは、とても幸せな気持ちになりました。
子供達含め多くの人と時間を共有するこの時が何かたまらない瞬間でした。



一緒にボランティアをしたクラスメイトと一枚。

7.07.2008

Visit to NY Day2

NY2日目の朝。

犬のファニーとの散歩を終えて、少しテレビを見ました。
大学院の授業でも話題にでた噂のYES Networkを見ました。

これは、New York YankeesとNew Jersey Nets専用のケーブルTVチャンネルで、この時間はずっと、Yankeesの英雄、Paul O'Neill (不動の3番打者として、4度のワールドシリーズ制覇に貢献、1990年代後半のヤンキース黄金時代を支えた選手:ニックネーム"heart and soul")の特集でした。

昔の英雄がこうしてテレビを通していつまでも語り継がれていることは、いいことだなあ、と改めて思いました。

先生の家から是非とも会いたい方のところへ向かって、またマンハッタンに向かいました。ハドソン川沿いに走るHudson Lineに乗って約40分南へ。


ついに会えました。 MLS国際部に務める中村さんです。

中村さんは、BigBlueの先輩からの紹介であり、なんと自分の中学校からの大親友夫婦の高校の同級生であることも知り、びっくりしました。

年齢が一緒ということや、これだけのつながりがあったので安心感もあり、そして中村さんのそのまっすぐな性格に、思わず自分の心が裸にされ、キャラが引き出されて熱くなって時間を過ごしてしまいました。

いやーーこの人すごいな、って思いました。

この中村さんのリンク先のサイトを見ても分かりますが、3年かけて自分が提案した国際大会(パンパシフィックチャンピオンシップ)立ち上げの夢を形にされた、本当に、強い信念のある方です。

まさに、「出会い」を感じました。勝手ながら、いきなり裸になれたので、こんな風に毎日語りながら仕事で夢を形にできたら幸せだな、と思ってしまいました。これからもマジでよろしくお願いします。

そしてそして、一番会わなければならなかった人、OHIO Sports Business卒の佐藤さんとついに、お会いできました。

この方には、今回の留学を志し始めた3年前からメールを通してたくさんのアドバイスをいただいた方です。本当に、愛情を込めて接してくれる方で、今までも顔も見えない中で、どれだけ励まされるメッセージをいただけたか。必ず感謝をしにいかなければいけない人でした。

佐藤さんは、もともとマラソンの選手でもあったことから、陸上界に対する思いが強く、卒業後も果敢にUS Track & Fieldにアプローチし、フルタイムのポジションを得られた方です。今現在は、MLJという携帯のコンテンツを企画制作運営をされ、今はニューヨークのオフィスでMLSの担当もされています。

今回、本当にお会いできて良かったです。やっぱり素晴らしい先輩でした。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

その後、このニューヨークで訪れたいと思った場所、World Trade Center Siteに行きました。私は14年前にここに2つの大きなビルがあったのをはっきり覚えていますが、本当に、変わり果てた姿に、心が苦しくなりました。

映画でも見ましたが、これだけの大惨事が起きてしまう悲しい世界に、スポーツというものが1つのメッセージとして世界の平和をシェアすることで貢献できないか、と願いながらも、妻と2人で静かに祈りました。

この先をさらに南に歩くと、自由の女神があるリバティ島の前に着きます。

この自由の女神像はアメリカ独立100周年を記念してフランスより贈呈されたもの。この返礼としてパリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったものが、パリにもある女神像です。お互い向い合ってるという話も聞いたことがあります。

その後、Subwayを使って北に戻りました。


やっぱりマンハッタンは、大都会ということもあり、車での移動よりはSubway、バスが一般的な交通手段。

2000年に行われた国勢調査によると、マンハッタンで自動車を持っている住人の数はわずか25%(全国平均は92%)だとか。

この後は、やっぱり行っておくべき、タイムズスクエア!

とにかく人人人!たくさんの観光客がカメラを片手に興奮してました。

エディーマーフィの巨大な顔がタイムズスクエアのど真ん中にディスプレイされてました。

耳の穴から観光客らしき人がしきりにピースしてました。

夜、Mrs.Gedric宅に到着。

ちょっとしたお土産を渡した後、夜またちょっと語ってしまいました。

翌日は、先生と、懐かしい母校に行くことになりました。

Visit to NY Day1

一日Bostonに滞在して、翌朝早くにバスでニューヨークまで行きました。片道4時間です。

言わずと知れたアメリカ最大の都市であり、世界経済の中心の1つ。

経済規模が1兆ドルを超える都市圏は世界的に見てニューヨークと東京(共に1兆1000億ドル)のみというから、やっぱ東京もすごいと改めて思う。

高校3年間ニューヨークに滞在して以来、これまた14年振りですが、懐かしい記憶がよみがえりました。左写真はエンパイアステートビル

英語が全く分からずここに初めて来た時の不安な気持ち、いつの間にか慣れて1人でトコトコと色々町を歩き回った思い出もある。

この時期は観光客もいたりで、とにかく人が多いし、とにかく・・暑かった。(大都会の夏の独特な暑さ?)

ここニューヨークではかつての強い希望だった、スポーツビジネス界の先駆者、鈴木さん(現トランスインサイト社長)とお会いすることができました。左写真(左は鈴木さんのもとインターンをされているつかもとさん)
鈴木さんの存在は、スポーツビジネスを志す者であれば、必ずあがるお名前です。僕もご本人が書いたこの本が留学準備中はバイブルとなりました。スポーツ経営学ガイドBOOK

たくさんの話を伺うことができましたが、この世界がとても厳しく狭い世界である中で、それでもチャレンジしていくことへの大きな励ましをいただけました。

とにかく知識が豊富で、とてもロジカルな思考を持ち合わせている尊敬に値する方です。大変色々な経験をされていることが一気に伝わりましたが、この国で先駆者として活躍されていることにリスペクトを持っています。まだまだ未熟な僕に目線を下げて愛情をもって接してくれました。先を行く大先輩として、これからも是非色々と学びたいと思っています。本当に貴重な時間をありがとうございました。


その後、夕方はせっかくなので観光をしました。

久々に訪れたRockefeller Center(左写真)
超高層ビルを含む複数のビルからなる複合施設。冬になるとこの旗の下でスケートリンクが作られるのも有名。あと巨大クリスマスツリーだね。

セントラルパークにも行きました。こんな大都会の街中なのに、馬を引き連れた人をよく見かけます。

ここまで来るのに結構歩きました。

ちょっとカフェで一息しました。

カフェで夏休みの宿題を教授に送ったりしていたら、時間が経ってしまい、泊めてもらう先生の家に着くのが遅くなっちゃう!ってことで、慌ててタクシーに乗りました。

ひっさびさにイエローキャブに乗りました。

今やイエローキャブの中には、こんなテレビまでついていました。

タッチパネル式で、シティーの地図を調べたりできます。


マンハッタンの中心駅・グランドセントラルに着きました。

駅の天井には、星座が描かれていて、この星座を描くとき、鏡に映しながら描いたために裏返しの星座が描かれていて、 これは、天球を外側から見た、神の視点による星座を表現しているとか。
とにかく綺麗な駅です。

そして・・ここから向かった先は、高校の時に大変、お世話になった、ESL(English as Second Language)の大先生、Mrs.Gedrich宅です。

このグランドセントラルから約40分北に行った先に、自分の母校があって、先生の家もその近くにあります。
この先生は、第二の母と言える位、外国人生は当時本当にお世話になった大先生です。相変わらず元気でした。14年ぶりの再会に感動しました。

その夜、14年間の今までの話を振り返り、彼女にたくさんシェアしました。またこの国に来て、新しいチャレン ジをしに来たことを喜んでくれました。

家には、元気な猫と犬がいます。この2匹のコンビがまた面白い。

夜も朝も一緒に散歩に行きましたが、この猫が従順に散歩から帰ってくるのを窓の前で出迎えて待ってる姿が可愛かった・・。

翌日のニューヨーク2日目もまた、大きな「出会い」がありました。

7.06.2008

Visit to Boston

ボストンに行ってきました。

1630年にイングランドからやってきた清教徒達によって作られた町ということから、いたるところにヨーロッパをにおわせるような古い町並みが残っています。アメリカ発祥の地としても有名。

この町のスポーツは、MLBのボストン・レッドソックス、今年優勝したあのNBAのボストン・セルティックス、NHLのボストン・ブルーインズのホームタウン。NFLのニューイングランド・ペイトリオッツ、MLSのニューイングランド・レボリューションがあります。スポーツもアカデミックも(ハーバード大など)超優等生集団が集る町・・。
今回の一番の目的は、Boston RedSoxの広報で働く吉村君に会いに行くこと。彼とは、同じアメフトのバックグラウンドのつながりで出会うことができました。

Fenway Parkは高校生以来14年ぶりに行きました。スタジアムの中身はところどころ変わりましたが、2012年には100周年を迎えるFenway Park、その伝統ある独特の雰囲気が相変わらずムンムンでした。

吉村君とは、待ち合わせたGate Aで無事会えました。

このあと、どんなに彼から情熱と刺激を受けたことか。。

Redsoxがアウェイで中に誰もいないため、Fenwayの中を見せてもらいたいなとお願いをしたところ、快く了解してくれ、Fenwayの中を裏話と共に案内してくれました。

Fenwayの特徴は、Sports Marketingの授業でも少し触れましたが、色々な仕掛けが隠されています。

●まず目に入るのがレフト側に位置するグリーンモンスター。本塁からレフトまでが310フィート(約94.5メートル)しかない。簡単にホームランが出るのを防ぐためにこの巨大なフェンス(高さ37フィート(約11.3メートル)の)が設置された。当初は広告で覆われていたが1947年にグリーンに塗られた。グリーンモンスターにある広告が緑になっているのは、このグリーンモンスターのアイデンティティーのためだとか・・。

●収容人数38,805人という小さなスタジアム。この小ささが試合のエキサイトメントを作るみそ。
●席はきつきつでびっちり並んでいる。これもエキサイトメントを作るみそだと言う。柱に視界がさえぎられる席もあったりで、なんと言うか・・面白い。

●この収容人数と訪れるファンの数のバランスが極めてよく、チケットの平均価格は1998年から9年連続30球団トップの高さなのに、400試合以上チケット完売記録更新中。

●「老朽化」や「収容人員の小ささ」ということからレッドソックスは何度か新球場計画を発表したが、その度にファンから大きな非難を浴びて断念。そのために席の増築を繰り返して入場料収入の増加に努めている。もともと35,000収容人数から少しずつ増築。(グリーンモンスターの上の席とか)
●ちなみに1階席の真上に2階席を作ることは、日本では建築基準法上できないとのこと。でもこれができるアメリカでは、スタジアムの2階から見ても、かなり臨場感を感じます。

●メディア・プレスルームからの風景。(左写真)

●この部屋はもともと3段しかなかったみたいですが、松坂が来たことで、日本のメディアが増え4段目を作ったとか。まさに松坂効果。

吉村さんは普段Home gameの時はこのプレスルームでメディア関係者の隣で一緒に仕事をしているそうです。彼の仕事はもともとTicket Salesだったそうですが、松坂・岡島の日本メディアリエゾン担当ということで、日本のメディア関係者の窓口として、選手や球団のニュースを届ける役割をしています。(他にもたっくさんやることがあることを教えてくれました)

●このプレスルームの裏には、メディア関係者用のカフェテリアや、記者会見場があります。これはPETCOも一緒です。選手の記者会見などでも使われる場所の前で、写真を撮りました。

この後吉村君とは、焼肉・二次会にまで及び、本当に貴重な時間をもらいました。他にも色々話題がありますが、彼が「真剣勝負」で渡米し、英語をほぼ1から学び、今やアメリカ社会の中で力強く戦うその姿に感動してしまいました。

特に自分は、スポーツを1つの社会へのメッセージとして世の中に、また子供や学生達に届ける役割に大きな関心があります。彼の仕事の最終系もこれに関わっていくものと思いました。

自分も頑張らねば。今回の旅の一発目から、大きな衝撃を受けました。吉村君、本当に遅くまでたくさんの話を聞かせてくれて本当にありがとう。

~オマケ~
Fnagle a Bagelのベーグルを2つに分けるユニークなマシーンを動画に収めました。これ熱い。。