この3ヶ月間でこれまで11個の新しい契約(New Business)を実現することができましたが、そのうちの一つとしてJTBとのパートナー契約があります。
ここJTBとの一番の目標は、JTB USAとして日本への旅行のスペシャリストとしての認知度を上げること、そして特に富裕層の多いこのジュピター(パームビーチカウンティー)に日本の素晴らしさを知っていただき、1人でも多くのアメリカ人のお客様に利用いただくことです。
そんな中、日本からのお客様にもここロジャーディーンスタジアムの素晴らしさを知っていただき、ここジュピターまで来て頂く事も、もちろん大変嬉しいことですが、それが何と今日実現しました。
このニュースはスタジアムのスタッフ内にはしっかり認知されていました。
今日の日のためにしっかり準備をしてきましたが、これまた何と今日に限って天候は大荒れで、雷雨に見舞われる一日となり、ちょうどお客様が到着される10分前に試合が中止という事態になってしまいました。ロジャーディーンスタジアムでのスプリングトレーニングの試合は、天候に関わらず滅多にキャンセルしないポリシーなので、かなり稀なケースです。
ですが、遠くから来られた大切なお客様ですし、実は雨のための大逆転劇の準備もしていました。まずは、計画通りスタジアムツアーを行いました。スタジアム内の柱にかけられたJTBの看板をお見せしました。この看板のデザインはスタジアム内で大変評判が良く、特に最近噂になっているものです。
スイートルームにもお連れしました。事前にPress Box Operationと連携を取って、このタイミングでビデオボードに、ロジャーディーンスタジアムのロゴとJTBのロゴを載せてもらいました。特にJTB関係者は大興奮でした。
今回のお客さんは大変な野球好きでしたが、ツアーの中に僕からのメジャーリーグの話というコンテンツが含まれていたので、今回はメジャーリーグの裏舞台のスタッフ側の話や、少しビジネス的な話を紹介したりもしました。
さあ、ここからが正念場でしたが、カージナルスの広報に連絡を取り、「日本からの旅行客が来ているんですが、試合は中止。なんとか特別に選手からサインをもらえないか」とリクエストし、快くクラブハウスエリアに一緒に潜入することができました。するとものすごいタイミングで、アルバートプホールスと出会い、彼に事情を説明すると、快くお客さんにサインをしてくれて、写真も撮ってくれました。大変なナイスガイでした。お客さんは大興奮でした。
ちょっと脱線しますが、先日、このアルバートの行きつけのレストランとも契約をして、ここのオーナーに昨夜挨拶に行ったときにもアルバートがいましたが、20人くらいの若手選手の前で大きな声で熱く語っているシーンを目の辺りにしました。個人的には結構強烈な場面で興味深かったです。
お客さんはマグワイヤー(現コーチ)にもサインをもらいたい、ということなので、場所を聞きつけて、室内でのバッティング練習が終わるまで待機。雷が鳴る嵐の中で、お客さんの安全もかなり気になりましたが、無事最後、マグワイヤーからも快くサインをいただき、お客さんは大満足。
最後に、準備していたアンケートに記入いただきましたが、全項目5段階中最高点の「大満足」で、しかも「来年も必ず来ます。今度は仲間をたくさん連れてきます」と約束していただきました。お客さんが心から喜んでいるのが分かったので、自分も涙が出そうなくらい嬉しくなりました。
長い時間となり、お腹もすいていると思っていたので、スタジアムから10分くらいのところにあるEBISUをまた紹介しました。EBISUとも最近パートナー契約をしましたが、スタジアム効果があるとのことで、先日も日本のメディア(とある有名キャスター!)も来ましたし、大変喜んでいました。
何と、テレビ局ABCのChannel 25がこのニュースに大変関心をもっていただき、近々取材を受けることになりました。今回撮った数々の写真をシェアし、パートナーの宣伝をする絶好の機械でもあるので、しっかり話をしていきたいと思います。
うちのGMやマネージャーも心から喜んでくれました。
今日は一生忘れる事のできない日となりました!