12.26.2009

Merry X'mas!!

Jupiterに来て1ヶ月が経ちました。このJupiterがあるPalm Beach Countyの魅力をさらに感じることができています。

ここはリゾート地として大変素敵な「穴場」だと思いますが、最近注目しているのは、車で15分くらい行ったPalm Beach Gardensに、ゴルフの全米プロゴルフ協会、PGA (Professional Golfers' Association)の本社があることです。PGA National Resortという、ホテル、スパ、ゴルフなどが一体化したかなり恵まれたリゾート施設の中にあります。毎年3月にはここでHonda Classicも開催されます。

これらを含めて、今自分が勤めているRoger Dean Stadiumは多くのゴルフクラブとビジネスパートナーとして深い関係をもって仕事をしているので、自分のNew Businessもこれと絡ませていきたいと考えています。

写真:PGA National Resort


自分たちが来てからですが、今タイガーウッズが世界的に話題になってて、報道されてるPalm Beachという場所もこれまた自宅から車で15分くらいのところで、日本にいる友人や家族で、このPalm Beachを知らなかった人も「ええ!そこなの!」とびっくりされてます。。(変に有名になりそうだ。。)

仕事の関係上、とにかく色々な人たちと出会うことができて、年明けの1月中に最低10~20の提案書を出すことを目標に、今月はその2倍から3倍の会社とは関係をちゃんと作ろうと目標にしていました。

今はHoliday Seasonなのでなかなか難しかったですが、面白い話がいっぱいでてきたので次の1月はさらにパワー全開で頑張っていきたいと思います。

先日、とあるお客様を今スタジアムでやっているクリスマスショーにご案内しました。スタジアムでは、こうしたスポーツ以外のイベントもたくさんやっています。(コンサートや、大学のイベント、子供たちのEducation Dayなどなど。来年夏にはUSA Junior Olympicの試合も予定)

Bright Nights at RDS


P.S.
町の人と時々話すことも結構ありますが、「日本で仕事をしたこともあるけど、とても綺麗で、ご飯も美味しく、人も親切で一番好きな国です」、とか、「納豆はうまい!」などと言われました。これも恵まれた土地柄だからかもしれませんが、自分の国のことを褒めてくれるのはすごく嬉しい気持ちになります。

うちの奥さんがこんなのを発見。飼い主は日本大好きみたいでした。


12.06.2009

Jupiter - 1st week

先々週Jupiterに無事到着し、先週から仕事が始まりました。

早速バリバリとやらせていただいています。とにかく職場のスタッフ陣がみんな素敵で、環境はとてもいいです。先週から自分のネットワークをたどってマイアミまで行ったり、たくさん企業訪問もして、すでに提案書も数個作って提出しました。いくつか話が進みそうなので、1つでも早くいいパートナーシップ契約をして、乗っていきたいと思います。

新しい住まいへの引越しも無事終わり、Jupiterを色々と巡回していますが、想像以上にいいところで、ここは日本人にはあまり知られていない、まさに「穴場」かもしれません。

スタジアムから車で7-8分行くと、Juno Beachというビーチがあり、そこのPier (桟橋)の写真がこれです。ここでFishingやサーフィンをしている人でにぎわっています。


15分くらい南下すると、West Palm BeachやPalm Beachというところがあり、ここはたくさんのShopping Mallやホテルなどもっと商業化されているエリアで、観光客も多いです。City Placeというショッピング、レストラン、ホテルなどがまとまった豪華なところにも寄ってみました。とにかく全て綺麗でよーく整備されてます。圧巻。


とにかく1st weekから飛ばしています。色々と計画しているので、形になってきたら、また報告いたします!

P.S.
最後に、僕のデスクからの眺めです。
今クリスマスツリーのSHOWをやっているのでツリーもありますが、モチベーションがあがります、頑張ります!

11.22.2009

Goodbye New York!

明日、ニューヨークを去ります。

この半年間、NYで色んなことがありましたが、これも次の自分への糧になってくれると信じてます。

引越しの手続きやムービングセールなど、これも結構大変なんですが、ぎりぎりまでやって、何とか明日車1つでピューっと飛んでいけそうです。

19時間ドライブになりますが、2日に分けてノースカロライナのローリーあたりで1泊しようと思ってます。

マンハッタンの夜景を撮りました。


大都会から、また一新して南の地へ。きっと、素晴らしいドラマが待っていることを祈って。

「行ってきます!!!!!」

さあ、新天地ジュピターへ。

っっだあーーー!!

11.15.2009

「夢の一歩」をつかみました!!

ご報告ですが、この度、今回のアメリカでのチャレンジで自分が目標としてきた仕事を獲得することができ、再就職の決心をしました。

行き先は、フロリダ州・ジュピターにある、Roger Dean Stadiumという、アメリカで唯一1つのスタジアムで複数のマイナーリーグ球団(4チーム)の経営をし、またメジャーリーグのSt. Louis CardinalsとFlorida Marlinsのスプリング・トレーニングの運営を行う組織です。 約7,000人収容の本スタジアムのほかに、12の練習場を完備している素晴らしい施設です。




僕のポジションタイトルは、Corporate Partnership Account Manager という、企業スポンサーシップ営業を担当することになりました。スポーツビジネスでは、ほとんどのプロチームの中で特に大きいお金が動く大変重要なRevenue sourceで、スポンサー企業と、いかにROI (広告に投資した分を上回る売り上げに結びつけるか)を上げるかを実現し、共に成長する、というとてもチャレンジングなポジションです。

6月に大学院を卒業して、NYでスポーツ関係の会社に就職をしましたが、「アメリカのプロスポーツチームの現場でビジネス経験を積みたい。」という気持ちを忘れることなく、挑戦し続けていました。特にBaseballの場合は、シーズンが終わる11月前後は、来シーズンに向けて組織変更を行うところも多く、「極めて」競争率が高いこの世界の中でも、この時期は1年の間で唯一可能性が高まると言われています。

そんな中、今までの自分の日本での経験と、今回アメリカで作った実績とネットワークを最大限アピールして、「自分ならこうする、ここまで貢献できる!」というのを提案書にして、めぼしいところにアプローチし続けていました。Baseballを中心に、メジャー、マイナー関わらず40箇所くらいにアプローチしました。

アメリカのスポーツビジネス関連企業のほとんどが中小企業クラスのサイズで、限られた1つのポジションに数百の履歴書が届くこの世界で、反応してもらうためのさまざまな工夫も試されます。この非常に厳しい道を切り開いた人たちにアドバイスを聞いて、それを形にして各チームのGeneral Managerなどにもアピールしました。

進めていくうちに、驚くことに5チームから電話をいただき、電話越しでとにかくたくさんアピールして、色々なことをDiscussionすることができました。

特にこのRoger Dean Stadiumとは、1ヶ月間、一本の電話から始まり、翌朝に提出したSales Planと色々なデータをもとに、その後も3,4回Discussionすることができました。そして、最後はGMから推薦状を提出してと言われ、事前にお願いしていた自分が深く尊敬している方々からも、「ここまで来たら任せろ!」という感じで、4つもの推薦状を翌日にはいただくことができ、しかも最後は、先方に電話をいれてくださり、これでもかというところまでアピールいただいてしまいました。

そして、ついに今日正式なJob Offerの連絡をいただき、「Nariおめでとう、今すぐ一緒に仕事を始めたい。ジュピターで待ってる。」と言われ、大絶叫しました。

推薦してくださった中で、特にお世話になって尊敬してやまないサンディエゴ・パドレスの方からは、「おまえは、100%ここで自分を捧げるか?俺にコミットするか!?」と、めずらしく電話越しでものすごい口調で言われ、自分も兵隊のようにこれに”YES!”と答えました。OK, I love you Nari, Good Luck.と言って電話を切られました。

スポーツビジネスの世界は、本当に狭き門で競争が高く、かつ、外国人である自分にとっては、まともに戦えばハンディがありすぎる世界です。これからもっと、そういう経験をするとは思いますが、ここまでのプロセスでもそれを十分に体で実感することができました。

今は特にこの経済状況で、現実を見ると苦しさが何倍にもなる中で、今年5月には、MLBのリーグオフィスへの就職活動にもチャレンジして、最終段階まで来ていましたが、ここもHiring Freeze (雇用凍結)でインターンすら余裕がない状況でした。 正直その後、どこかであきらめかけて妥協しているような自分がいて、再び気持ちを戻してチャレンジしていた期間は、本当に苦しかったです。

今回は、本当に感謝すべきことに、最初の3ヶ月をTrial Period(試用期間)とし、そのままFull Timeにする異例のポジションを用意いただけたことです。Hiring OptionについてもDiscussionを重ねましたが、自分としては、今時点で最大限の評価をいただくことができたと本当に感謝しています。

今回、日本で大変お世話になった尊敬する上司にも自分のSalesの推薦状をお願いし、ものすごいスピードで助けていただきましたが、僕は、7年間育ててくれた日本での会社と尊敬する元上司達にも、ここにきて改めてものすごく感謝の気持ちが大きくなりましたし、今回さらに責任が大きくなりました。


最後に、僕が行く、このフロリダ州・ジュピター(Jupiter)という場所を紹介したいです。南フロリダに位置する、West Palm Beach Countyといフロリダ州で最も裕福なところとされる中にある町で、あのTiger WoodsやMichael Jordanを始めとした多くの有名人が大邸宅を持っている恵まれた環境にありま す。

ジュピター写真(Jupiter Inlet:ジュピターにある入江)

ここは完全なリゾート地で、ジャック・ニクラウス設計のゴルフ場を始めとした多くのゴ ルフ場施設、隣接したJupiter BeachやJuno Beachでのサーフィンやスキューバダイビン グ、カヤック、そして、Ritz Carltonなどの高級ホテルとスパ、ショッピングなど、とに くあらゆるリゾート地ならではのものが揃っています。

見つけたブログ: http://orl-blog.rctours.jp/3.html

このRoger Dean Stadiumは、3月のスプリング・トレーニングでは、CardinalsとMarlinsと試合をするさまざまなMLBのチームが来る予定で、日本人選手がいるところに限って言うと、ボストン・レッドソックス(松坂/岡島/斉藤/田澤選手)、マルチモア・オリオールズ(上原選手)、ヒューストン・アストロズ(松井稼頭央)、アトランタ・ブレーブス(川上選手)などになります。

僕の仕事のミッションは、企業スポンサーとの契約をまとめることですが、僕自身、あのワールド・ベースボール・クラシックの時のように、できるだけ多くの日本人に来ていただき、ジュピターで最高の時間を過ごしていただくことができたら、本当に幸せだと思っています。WBCではパドレスの力を借りて大会2週間前にチケット販売をさせていただいて国内外から200枚以上購入いただいて、Samurai Japanのお陰もあって、素晴らしい時間をシェアすることもできました。このジュピターでもきっと、幸せな時間を共有できる場になれたらと心から願っています。

東京や大阪、名古屋からを例にして来年3月のケースで調べたら、値段も7万円代からありました。(もっと安いチケットがあるといいなあ)最寄の飛行場は、Palm Beach International Airportで、ここから車で20分くらい北に行くとジュピターに到着します。

ホテルも高級ばかりでなく$50程度のDays InnやComfort Innなどお手軽なものも多くあるので、これからどんどんプロモーションしていきたいと思っています。日本語のウェブサイト作成も承諾を得ているので、近いうち形にしたいと計画しています。

自分に嘘をつかずに正面から向き合えるこのようなチャレンジがまだ続けられることは、本当に感謝しなければいけないですが、同時に、もう失敗もできないし、周りの方々や嫁さんにも迷惑はかけられません。とにかく、僕としては、この場所が、自分自身スポーツビジネス界で仕事ができるかの、ラストチャンスと考えています。

ここまできたら、「覚悟」という以外ありません。人生一回、自分の力を100%信じて、マジで頑張ります!!

今月中にジュピターに引っ越します。現地からもジュピターの魅力を紹介したいと思います。今後とも、よろしくお願いします!!!

P.S.
BinBunさん、なんかめちゃめちゃゾッとしますね。

11.05.2009

Matsui was named the Series M.V.P.!!

今年のMLBのplayoffは全部見ましたが、いやー今日は松井選手の大爆発ぶりに本当に興奮しました。

まず2回裏、MLBを代表するベテランピッチャーのペドロ・マルチネスから特大のホームランを打ちましたが、一気にYankee Stadiumの空気が松井ムードになった感じになりました。そのまた次の回で2点タイムリーを打って、さらに5回に二塁打を打って1人で6点もぎとった時には、今日は松井のためにあるのか、と思ってしまうような感じになりました。7回での打席では、観客が総立ちでMVP!MVP!と叫んでいました。

早速松井の記事がこっちでもとびかっています。

FOX Sports:Matsui's monster Series wins him MVP award

USA Today:Matsui makes most of 3 starts, wins MVP

FOXが全国放送でこのWorld Seriesを中継しましたが、キャスターのJoe Buck とコンビを組むTim McCarver も、松井は東京ではとてつもない人気を誇る!と強調しましたが、東京どころか、日本全国で、このニュースに日本人として誇りに思う人も少なくないのでは、と僕は思います。とにかくTokyoって言いたかったのかな。。

ワールドシリーズは、さまざまなドラマを生んできたその歴史から、アメリカ人と「君の好きなワールドシリーズは?」という話題がでることがありますが、この松井の活躍は、少なくともここアメリカでは、伝説として残っていくと思います。そう考えると、本当にすばらしい!!!

NYに来た甲斐があった中の1つとして、今日はうれしい気持ちになりました。

P.S.最近またちょっとがんばっていますが、近いうち、大きなニュースが届けられるかもしれません。それまでまた突っ走ります。

10.19.2009

Visit Amherst

14年ぶりに、マサチューセッツ州・アマーストに行ってきました。

ここには何十年もの間、家族ぐるみで深い関係がある大変素敵なファミリーが住んでいて、「紅葉でも見にいらっしゃい」と呼んでいただきました。今や70歳を超え、ひ孫までいらっしゃる2人ですが、そうは全く見えないほどエネルギッシュで、とにかくGivingな本当に素敵な2人です。優しく、前向きで、あとよく勉強されているので、外国人がアメリカにいるということの厳しさや、アメリカという国が外国人によって支えられてきた歴史などよく理解していて、いつも深いリスペクトを感じることができます。僕からすれば、こういうアメリカ人は今時めずらしいのでは、と思ってしまいます。



マサチューセッツ大学(UMASS)のFootballのレギュラーシーズンの試合にも連れて行ってくれて、大変興奮しました。というのも、ランキングがもっと上のニューハンプシャー大学(UNH)を相手に最後の最後で逆転するというアップセットを見ることができ、なかなか見れない試合展開に大興奮でした。



改めて、スポーツの素晴らしいところは、誰にでもわかりやすく、年齢に関係なく、色々なバックグラウンドの人が一緒に時間を共有できること。観るものにとって、スポーツに難しいものはいらない、ただ、うれしい、悲しいなどと感じることが大事と思いました。また、今Homecoming seasonという、卒業生が母校を訪れることを迎え入れるイベントがあちこちで行われていて、このFootballでも、名物のMarching bandと共にWELCOME BACK!と大変盛り上がりました。こういう、「伝統を感じることができる」ことや「自分が原点に戻れる場所」というのも、学生スポーツの一つの魅力なのかもしれません。


14年前にもここのFootballの試合を見ましたが、その時と違うと思ったことは、商業化しているな、と色々なところで感じました。例えば、この試合はLocalでテレビ中継がされていましたが、試合中に"Media Time out"といって、テレビのCM中に試合が展開されないように、CMが終わるまでプレーが再開されません。これはまさにNFLと一緒です。
あとは、とにかくあちこちにスポンサーの広告が張られていますし、色々なところに、チームグッズ販売(merchandize)をするところや、ハンバーガーやホットドッグなどのConcession(売店)も設置されていました。あと、音楽をガンガン流したり、タイムアウト中に大学の関係者の紹介や功績を称える場面、大学が最近取り組んでいる環境問題などを発信したりと、エンターテイメント性やコミュニティー性などを組み込む工夫がされていました。そういうメッセージの中で、一生懸命がんばっているアスリートの姿にも励まされたりします。



NYまでの帰り道で、Springfieldに寄り、先日マイケル・ジョーダンが表彰された、Basketball Hall of Fame (バスケットボールの殿堂)にも行きました。あまりに立派な施設に圧倒されました。これも、歴史や、アイデンティティーなどを次世代に受け継ぐ大切なスポーツとしての役割を持っているのだと思いました。


最後に、本当に素敵な紅葉が見れたので、写真を記念に残したいと思います。


10.10.2009

Yankees postgame

10月に入り、アメリカの4大スポーツの全ての話題がNewsで飛び交う中、MLBはプレーオフに入りました。今日は何とMLB Officeの幹部の方にご招待いただき、Yankeesのプレーオフ(vs Minnesota Twins)を観戦することができました。


今年で4回目のYankee Stadiumとなりましたが、今までのレギュラーシーズンと全然違う雰囲気で、やはり一戦一戦が特に重要になるこのシリーズは、「今日のこの試合、この一球に集中」といった雰囲気がでてました。

試合前は、今日はYankees Museumにも入りました。1923年の1回目のワールドシリーズ優勝を初めに、代々活躍した選手のストーリーや写真、ユニフォームなどが展示されて、その長いヤンキースの誇り高き歴史が表現されていました。



これは、サーマン・マンソン(Thurman Lee Munson)という選手の当時のロッカーのもので、この選手は1970年代にキャッチャーとして、そしてキャプテンとして当時のヤンキースで活躍していましたが、32歳という若さで飛行機事故で亡くなってしまった選手です。自分と同じ年齢なので、とても悲しいと思いました。


この15番は永久欠番として残っています。

試合前に大勢の人がこのMuseumで時間を過ごしていましたが、この後に見る「今現在」と「これまでの歴史」がつながっているという気持ちになれた瞬間、なんだかYankeesの選手たちがより輝いて見えました。

試合は、6回まで1-1の同点、8回に1-3とされてしまいますが、9回の裏にA-Rodが同点の2ラン、延長戦11回に3番のMark Teixeira(#25)がサヨナラホームランを打って感動的な結末となりました。自分は、生サヨナラを初めて見ました。

今日は、一昨日のプレーオフ第一戦に活躍した松井から快音は聞かれませんでしたが、Yankeesのplayoffでのサヨナラは2004年の松井以来5年ぶりだそうです。

意外なことに、2000年シーズン以来8年間ワールドシリーズチャンピオンになっていないので、(といってもワールドシリーズ制覇26回というのは圧倒的なのですが・・)今年は是非頑張ってほしいです。地元でのパレードが見たい!

TeixeiraのサヨナラHRのあとの盛り上がりの場面をVideoに収めました!

9.13.2009

Challenge Race!

今日から2週間くらい前にYokoが、「このレース出てみれば」と僕に言いました。それは地域のロードレースで、1マイルと5マイルを続けて走る "Challenge Race" のことでした。

「やってみっか」ということで、

ここ2週間、ほぼ毎日家近くのジムへ通ったり、地元の学校のグラウンドを走ったりとトレーニングを続けました。今日はそのレースの当日。参加者は220名だったそうです。

1マイルスタート前の風景。一番前の内側を取ることができました。大事です、笑。


まずは1マイルから始まるのですが、このコースも事前に何度も走ってタイムを計っていましたが、ベストは7分台にとどまっていました。色々と考えて準備したのですがさすがに全部100%では1マイルは走りきれないので、走り方に気をつけながらも後半追い込み型にして、本番はベストでも6分台で勝負したいと考えていました。その後に続けて走る5マイルは練習では45~50分程度だったので、これもベストを出したいと考えていました。

とにかく今回は、周りを気にせず自分のベストを更新すること、あとは楽しむ、ということを目標にしました。

結果は1マイルは6分台、5マイルも43分台と(以下写真の通り!)、どちらも自己ベストを更新できて、めっちゃくちゃに気持ちよかったです。



3位までは賞品をもらえたのですが、残念ながら僕はそこに入り込めなかったですが、近日中にウェブサイトに全体の成績が発表されるそうです。ちなみに1マイルの優勝者は5分台、5マイルは28分台でした。遠い世界だ。。

いやーただ走るって気持ちいい、と改めて思えました。気持ちは前向きになる、ポジティブなアイディアが浮かんでくる、ちょっと苦しいのを我慢して乗り切ったあとの爽快感などなど。

特に5マイルレースの最後の1マイルに差し掛かった後の5人抜きは気持ちよかったです。終盤になって「あの向こうの人まで追い越して終わろう」と目標設定して、「今すぐ抜かなくていいから、焦らずゆっくり、でも前の人よりは少し速いペースで続ければいいだろう」って考えて走ったのがよかったのかも、って思います。

それにしても、大勢のポリスがコースのポイントで立っていたり、車を停めてくれたり、地元の人が家からでてきて大声で応援してくれたり、自然の中で汗一杯かいてたくさんの人と走るって気持ちいいなあと思えた一日でした。

P.S.
NFLも今日ほとんどのチームが開幕。スポーツの秋ですね~。

9.09.2009

Many a little makes a mickle

オバマ大統領の医療保険改革についての演説を、テレビの生中継で見ました。

Obama calls for health-care reform in 2009


オバマさんの演説を最初から最後までしっかり見たのは、就任演説以来ですが、彼の声がテレビから聞こえてくるといつも思わずちらっと見てしまうほど何か引き付けられるものがあります。

今回の演説は、民主党と共和党の合同会議となって、特定の政策で大統領が議会演説するのは異例とのこと。オバマ大統領は、「今こそ両党が協力する時だ」と訴えていました。今回アメリカで生活するようになってアメリカの保険の特徴や問題点を肌で感じることができるようになりましたが、この保険の問題は長期にわたって大きく問題視されている課題です。

演説の中でポイントと思ったことは、
  • アメリカには約4600万人の無保険者がいること。(総人口の約15%!?)
  • 一般の家庭で健康保険にかかる平均コストがこの10年で2倍以上(具体的には$1,543から$3,354に)なっていること。
  • 保険にかかるコストによって、毎30秒、アメリカでは倒産を余儀なくされ、このままでは今年の終わりには150万人のアメリカ人が家を失う。
  • 民間保険が一部の人にしか利用することが限られていない中、民間保険市場への政府介入を実現して、個人や中小企業がより手ごろな価格で入れる保険の市場の枠組みを整備すること。(Public Optionsという言葉が何度もでました。)

アメリカの保険は日本と比べると結構複雑で、プランによって医療を受けられる医師のネットワークが狭まったり、(広げるためには医療費がぐんとあがる)治療法や処方薬の範囲も医療費負担額によってさまざまだったりする。つまり、医療機関を選択する権利が限られていること、医師の治療内容に対する管理が厳しすぎること、医療費がバカ高いこと、などが主な問題点とされています。さらには、アメリカの保険業界は、コンペがほとんどない州も多く、価格を上げたり質が落ちたりしている現状もあります。

今日の演説はPublic Optionsの具体的な説明まではなかったようですが、早急に改革が必要なこの保険問題の動きに注目。


その後、テレビのチャンネルをヤンキースのYES Networkに変えると、ジーターがヤンキースで2721本目のヒットを放ち、歴史的な2722本目にチャレンジしている場面が映りました。

Jeter ties Gehrig hit mark

この記録は、ヤンキースで打ったヒットの数としてLou Gehrig (ルー・ゲーリック)が残した歴代1位の記録に並び、それを塗り替えようとするシーンでした。このルー・ゲーリックという選手は、14年間に渡って、2130試合連続出場をし、2721本のヒットを打ち、Iron Horseなどと言われメジャー史上初めて自身の背番号「4」が永久欠番になった偉大な選手です。(その後37歳という若さで病気で亡くなる)

ジーターの凄いと思うところは、首位打者などのタイトルを取ったことはないし、うまいとされる守備でもゴールドグラブ賞を何年も取ったというわけでもないけれども、何よりも「ハッスルプレー」と「続けてきた」ということで、それがたくさんのファンをひきつけているに違いない、と思っています。

オバマ大統領も、逆風に負けず、この力強いリーダーシップを続けて、歴史に名を残す人物になって欲しいと思うし、自分も負けずに頑張らなきゃと思います。

9.04.2009

Micheal Vick

NFLのNew York Jetsのプレシーズンマッチを観にいきました。

JetsのホームグランドGiants Stadiumの駐車場での一枚。試合前に早くから駐車場でキャッチボールをしたり、バーベキューをしている姿はサンディエゴでもたくさん見かけましたが、これはお決まりのようです。近くには、NBAのNJ Netsのホームアリーナ、IZOD Centerもあります。














このJetsのスタジアムは、もう一方の別のカンファレンス、NFCに所属するNew York Giants、MLS(メジャーリーグサッカー)のレッドブル・ニューヨークとで共有していますが、このスタジアムも今年で最後となり、今現在新スタジアムが建設されています。(MLSレッドブル・ニューヨークは別にニュージャージー州・ハリソンに新サッカーアリーナを建設し、来年開場を予定している)














この新スタジアム、Meadowlands Stadiumは、82,500人収容可能でNFLでは2番目に大きいスタジアムとなります。(1番はWashington DCにあるWashington RedskinsのホームスタジアムのFedEx Fieldで91,704人。ただ、TexasにあるCowboys Stadiumだと100,000席まで増席可能とか。ちなみにこのCowboys Stadiumは今年5月に開場して、ドームスタジアムとしては世界最大規模)

New York Jetsは、実はマンハッタンの西側にドーム型の新スタジアムを建設する意向を示してきましたが、2005年に政治的な理由もあって、このMeadowlands StadiumをNew York Giantsと共有して使用することに同意した経緯があります。

ちなみにこの建設費は$1.4billion(約1400億円)とされ、運営費なども含めて25年のリースが組まれているようです。このリースは、15年後からopt out(離脱)の権利を得ることが可能だそうですが、もしどちらかのチームが自身のスタジアムを所有することになった場合、もう一方のチームが残り全てのリースを支払う必要があるとか。

この経済状況で、Footballビジネス全体もその風を受けている中、新スタジアムの建設により成長している例もあります。今年の5月に開場して話題になった、Texas Cowboysの新スタジアム、Cowboys Stadiumは、今の時点でシーズンチケットがほぼ完売しており、新スタジアムによる今年の収入も$285million(約285億円)で、昨年の2倍以上と予想されています。 (Forbes SportsMoneyより)

今回の一番の目的は、対戦相手のPhiladelphia Eaglesのクォーターバック、マイケルヴィックを見ることでした。このヴィックという選手、NFLではQBとして史上初めて1,000ヤードラッシュを記録したり、同年のラッシングでの平均獲得ヤード8.4というNFLレコードを作った「史上最速QB」として評され、2004年には10年総額1億3,000万ドルという契約を得た選手。とにかく超アスリートで、2001年にNFLのドラフトでアトランタ・ファルコンズから全体1位指名を受けた時には、MLBコロラド・ロッキーズからもドラフト指名されたほど。

これだけ数々の伝説を作って、影響力のある選手になった人物が、2007年に闘犬賭博に関わった容疑で連邦大陪審に起訴され、禁固23ヶ月の実刑判決を受けることになり、アメリカでは大ニュースになりました。今年5月に刑務所を出所してきたばかりで、NFLからは無期限出場停止処分を受けていましたが、今年7月に処分を解除されたばかり。

米国では動物虐待に対する批判が強くて、闘犬は全米50州すべてで非合法となっています。そのため、動物愛護団体を中心に、ヴィックのNFL復帰に反対する人も多い中、今年8月にPhiladelphia Eaglesとの2年契約が成立しました。

僕は個人的に、2年もの間禁固刑に科せられていた大きなブランクがあるにも関わらず、出所してわずか数ヶ月の選手と$1million(1億円以上)の契約を実現できてしまうこの選手のアスリート振りを一度見ておきたいと思って、この試合を選びました。彼の魅力はなんと言っても走力ですが、強肩でも知られています。これは試合前の練習ですが、40ヤードをかなり軽々と投げてます。


試合にも何度もでて、タッチダウンまでしてしまったヴィックですが、フィールドに出てくるたびに、異様な雰囲気に包まれました。あまりに観客からの罵声が凄くて、おさめた動画にも気分の悪い声が多かったので、uploadはしないことにします。


走りに以前の切れ味は見られませんでしたが、これから彼がどう更正して、どう社会にメッセージを残していくか引き続き注目したいと思います。それにしても、有名な選手になると色々な人が回りに集ってくるし、まだ若かったヴィックからすると本当は周りで守ってくれる人もいなかったのかもしれません。素晴らしいプレーや頑張りを見せてくれる一流の選手は、たくさんの子供達から注目されたり、社会的な影響力が大きいことから、そうしたことから守ってくれる人や、本当の一流になるべく傍で教育をし続けてくれる人が必要なのだと改めて思います。

最後に、そろそろタッチダウンくるかなと予想して見事に取れたタッチダウンシーンの動画をアップロードします。うまいなあ。

試合は、JETSが38-27で勝利しました。

P.S.

Big Blueは初戦を落としてしまったようですが、明日の母校の開幕戦は是非勝ってもらいたい!!

8.25.2009

The latest sports business news

色々あって更新が滞っちゃいました。

NYは地獄のような暑さから、この2日間はやっと涼しくなってきた感じです。
毎週、アメリカで起きている色々なスポーツビジネスニュースをまとめる仕事をしていますが、この経済不況の中、いかにお金をかけないでマーケティングをするかという例を良く見ます。
  
たとえばこのニュースは、アメリカでナショナルレベルで注目されるリトルリーグの話ですが、リトルリーグは2007年1月にESPNと8年間、$30.5million(約30.5億円)でテレビ契約をしていますが、今はもっとコスト効率の良い、インターネット上での放映(ストリーミング)などのブロードバンドアプリケーションに関心をもっています。
 
リーグ自身がこうしたネットワークを持つというのはこれからのトレンドみたいで、このリトルリーグも自身でネットワークを持って、試合の放映だけでなく選手のリクルーティングやコーチング・トレーニング方法、インターネット上でコミュニティーを拡大するなどソーシャルネットワーキングなどのエリアにも展開しようと考えているとのこと。
 
こういう動きは、他のスポーツ団体や施設のホームページにも最近ではよく見ますが、Facebook(日本で言うmixi)や今話題のTwitter (ブログとチャットを足して2で割ったようなコミュニティーサービス!?)とリンクさせて、これらを通してイベントなどのプロモーションを行ったりしています。
 
このニュースもUSサッカーがEA Sports(ゲーム会社)と連携して、EA Sportsがもつアニメーションなどのテクノロジーを使ってより視覚化されたコーチングをネット上で行うなどのサービスを提供しています。

 
これは別の話題ですが、最近のスタジアムやアリーナには多くのスイート席(新ヤンキーススタジアムでも話題になった2,000ドル以上する高級席)を増やして売り上げを伸ばそうとする傾向がありますが、これは、この経済状況下ではある意味逆行したやり方かもしれません。
 
そんな中、ロスにあるStaples Centerに、ナイトスポットのラウンジをオープンするというニュースがありました。このターゲット層は21-35歳の若者で、従来の高い年間スイートを買ってもらうものとは別に、それよりは低価格の設定で、試合会場にバーを作っちゃおうという感じのコンセプト。
 
ちなみに今年10月27日のNBAレイカーズの開幕戦にオープン予定で、日本食レストランKatsuyaなどもこのラウンジ内のメニューに加わるそうです。このように今の経済状況を考え、色々な工夫があちこちで見られます。
 
P.S.
今の上司ともたくさんディスカッションをしてきましたが、次にセットした目標に向かってまた少しずつ動き始めています。せっかくアメリカにチャレンジしにきてるから、まだまだ落ち着いてられません。 でも何か落ち着かないなーと思ったら、実はこの時期は毎年フットボールの開幕前で体が勝手にわくわく反応を起こしてしまうからなんじゃないか!? なんだと思います。
今年も、日本、アメリカでどんなストーリーが生まれるのか。せっかくのNYなので来月あたりNFLかCollegeを見に行っちゃおうと思います。わくわく。

7.19.2009

Single A

MLBニューヨーク・ヤンキースのSingle A球団、Staten Island Yankeesの試合を見に行きました。

ここはNew York Cityの南西に位置する島で、南のBrooklynを通って橋を渡ると、Staten Islandという島がでてきます。ここにあるYankeesのSingle A球団のスタジアムは海に面した素敵なボールパークで、センター後方にはManhattanの景色も見ることができます。

朝、いきなり思いつきで行ってみるか、という感じでぶらっと行って見ましたが素敵な時間を過ごすことができました。


この球団には、三原さんという日本人フロントスタッフの方もいて、試合前・試合中に色々な話をすることもできました。とても誠実でやる気があって目が輝いている生き生きとした姿に自分もとても刺激を受けました。
ここの選手達は、学生を卒業したばかりの、未来のメジャーリーガーの卵がプレーしています。週のサラリーはだいたい300ドルくらいということで、厳しい環境で生き残りをかけて必死にプレーしています。こういうところ、好きだな。。
マスコット的な子供とのキャッチボールが面白かった。


ホームラン!!!SI Yankees期待の星のNeil Medchillのナイスバッティングでした。

P.S.
いつも大変お世話になっているNYのスポーツマーケティングの会社Trans Insightの鈴木さんからのお声がけもあり、筑波大学の学生の前でWBCの講演をする機会をいただきました。先週末のシカゴとの出張と重なりビデオでの参加となってしまいましたが、これからの明るい社会を作っていく大切な学生を前に、自分が少しでも役に立てることがあれば、これからも是非是非していきたいと思っています。

7.17.2009

All-Star Game

先週末はシカゴで初仕事がありました。場所はMLB30球団でRed SoxのFenway Parkにつぐ2番目に古いChicago CubsのホームグラウンドWrigley Field. (1914年開場)

朝7時ごろのWrigley Field.


大きな特徴は、外野フェンスに甲子園球場の様なIvy(ツタ)があること、(このIvyの中にボールが入り込んで行方不明になると二塁打になるルールがあるとか)スコアボードには、スターティングラインアップではなく、他の試合の結果がでかでかとでてたり、一番面白いのは、スタジアムの外の道をはさんであるビルの上に外野スタンドがあること。
これがそのビルの屋上にあるスタンド
今回シカゴ放送局WGNの関係者とコミュニケーションをとったり、中継のシステムなど色々と勉強になりました。
 
その後はセントルイスに直行し、なんとMLBオールスターゲームに行きました!!
St. Louis CardinalsのホームグランドBusch Stadium。こちらは3年前に開場したばかりの非常に綺麗で最新設備が整ったスタジアム。ブッシュ元大統領と関係するのかと思いきや、カーディナルズの元オーナーのAnheuser-Buschからその名が来ているようです。


Home Run Derbyの模様。

オールスター・スターティングメンバー登場場面。やっぱり地元カーディナルズのAlbert Pujolsが一番盛り上がりました。

この中で唯一日本人選手として出場しているイチロー選手(しかも9年連続)は圧倒的にすごいと思いました。現場にいるとそれをさらに実感できました。
イチロー選手の第一打席のシーン。(このあとヒット)



生オバマさんを見ました。オバマ大統領の始球式。
  
このオバマさんで凄かったのは、なんと言ってもセキュリティ。本人がスタジアム入りするまで、スタジアムの3階から周辺の状況をウォッチしていましたが、ハイウェイ含む周りの道路はすべて閉鎖(しかも除雪車が道をふさいでいました)、本人が出入りする一時間前後はスタジアムの外にでれなかったり、何台ものカモフラージュっぽい黒い車がでてきたりととにかく凄かったです。
今回もWBCの延長で色々な人に再会・挨拶することができとても貴重な時間をいただきました。
 
それにしても、初のアメリカ中部の訪問となりましたが、その蒸し暑さといったら半端じゃなかったです。

7.02.2009

Graduation!

ついに卒業しました。

2008年1月から再スタートした1年半の学生生活も終わりを迎えました。

僕が通ったSan Diego State UniversityのSports Business Management MBAは、MLBのSan Diego Padresとパートナーシップを組み、Padresの球団フロントのExecutiveが教壇に立ってリアルなオペレーションを教えてくれるだけでなく、色々な共同プロジェクトを実施したりしています。

そんなこともあり、PadresのホームグラウンドであるPETCO Parkで卒業式が行われ、バックスクリーンには、卒業生の名前(僕の名前も左下にあります)やそれぞの紹介ビデオがでたり、スタジアム内でもこんなバナーを出してくれたりと色々な粋な計らいがあり、とても嬉しかったです。 Yokoに撮ってもらった写真をいくつか紹介します。



全体写真。二列目の右から3番目にいます。



取材に来ていたFOXからもいきなり取材いただきましたが、とにかく勢いでしゃべっちゃいました。。 クラスメイトがニュースの動画をweb上にupしてくれたので見てみたら、なんとニュースの一番最後に思いっきり自分の名前と一緒にコメント内容がでてました。。Facebook(日本でいうMixiにあたるもの)に入っていないと見れませんが、リンクを添付いたします!

FOX 5 News



まだ今年で5年目と若いプログラムで、僕自身も初めての日本人学生として入学・卒業しましたが、これからGlobalを視野に入れて世界から色々な生徒を入れて、アメリカの外でもプロジェクトを進めたりする計画もしていたり、色々な試みをしようとしています。これからももっとアメリカ以外からチャレンジしてくる外国人生が来てくれることを応援したいと思っています。

まずは本当に無事、卒業をすることができて良かったです。そして、この1年半の間にあった多くの出会いや経験は自分にとってかけがえのない貴重な時間であり、大きな財産になると思っています。このブログの記録を振り返ると、特に初めは、新しい世界に飛び込んでいくにあたってそれなりに色々な意味で苦しい部分が少なくなかったと思います。

机の上の勉強が苦手なこの自分がまさかMBAを取れるとはホントに想像もできませんでしたが、優しいクラスメイトや教授、そしてクラス外でのさまざまな方に助けられ、励まされて実現できたことと思います。ここでまた、感謝の気持ちを絶対に忘れないようにしたいと思っています。

そして自分が素敵な人の条件であると思う、「情熱」と「愛情」たっぷりの大人に成長できるよう、とにかく1歩1歩日々頑張ります。

すでに新しい職場でFull Timeで活動していますが、来週とあるビッグニュースが届けられると思います。

このブログを読んでいただいた皆様、これからも是非仲良くお付き合いのほどよろしくお願いします!
近々皆さんにご連絡いたします!!

6.27.2009

Back to San Diego!

明日の卒業式のために、昨夜からサンディエゴ入りしています。

今回NYからSt Louis経由で行くはずだったのですが、飛行機の故障でChicago経由になり、Chicagoまでの飛行機が遅くなっただけでなく、Chicagoでの乗り換えでも4時間待たされるという目にあいました。。でもChicagoは初めてだったし、しかも2016 Olympic開催候補地の一つということで、空港でもそのプロモーションがされていたのは興味深かったです。今年の10月にコペンハーゲンで行われるIOC総会で決定される予定。これも今年の注目のニュースです。


そんな中、予定より7時間遅れでサンディエゴに到着。まず、感じたのは、なんて天気が良く開放感のある素敵な場所だ、ということ。本当にいいところです。
今日は、3月に奮闘したWBCでの仕事についての最終レポートの提出とそのプレゼンテーションを行いました。本当にお世話になったProgram Directorとも記念に一枚とりました。


明日の卒業式は、思いが詰まったここ、PETCO Parkで行われます!楽しみ。

6.06.2009

Hudson River Day

今日はNY州とNJ州との境界を走るハドソン川で、ヘンリーハドソンの400周年を祝うイベントに行きました。このハドソン川の名前の由来は1609年にこの川の探検を行ったイギリスの探検家ヘンリーハドソンから来ているもので、6/6の今日をRiver Dayと名付けています。

Henryが乗ったHalf Moonという船は今朝早くにStatue of Libertyを出発して1週間かけてハドソン川を上っていくようです。Half Moonとは出会えなかったのですが、他の船が通るのを大勢の人と一緒に見守っていました。



夜はハドソン川で花火のイベントもあり、Go Henry!という掛け声と共に花火が盛大に打ち上げられました。

400年前の出来事と、今を生きる自分達が少しでもつながったような気持ちになれる不思議な時間でした。

これからのNY生活でも、色々な人たちの思いや歴史を感じながら感謝して歩んでいきたいと思います。