10.19.2009

Visit Amherst

14年ぶりに、マサチューセッツ州・アマーストに行ってきました。

ここには何十年もの間、家族ぐるみで深い関係がある大変素敵なファミリーが住んでいて、「紅葉でも見にいらっしゃい」と呼んでいただきました。今や70歳を超え、ひ孫までいらっしゃる2人ですが、そうは全く見えないほどエネルギッシュで、とにかくGivingな本当に素敵な2人です。優しく、前向きで、あとよく勉強されているので、外国人がアメリカにいるということの厳しさや、アメリカという国が外国人によって支えられてきた歴史などよく理解していて、いつも深いリスペクトを感じることができます。僕からすれば、こういうアメリカ人は今時めずらしいのでは、と思ってしまいます。



マサチューセッツ大学(UMASS)のFootballのレギュラーシーズンの試合にも連れて行ってくれて、大変興奮しました。というのも、ランキングがもっと上のニューハンプシャー大学(UNH)を相手に最後の最後で逆転するというアップセットを見ることができ、なかなか見れない試合展開に大興奮でした。



改めて、スポーツの素晴らしいところは、誰にでもわかりやすく、年齢に関係なく、色々なバックグラウンドの人が一緒に時間を共有できること。観るものにとって、スポーツに難しいものはいらない、ただ、うれしい、悲しいなどと感じることが大事と思いました。また、今Homecoming seasonという、卒業生が母校を訪れることを迎え入れるイベントがあちこちで行われていて、このFootballでも、名物のMarching bandと共にWELCOME BACK!と大変盛り上がりました。こういう、「伝統を感じることができる」ことや「自分が原点に戻れる場所」というのも、学生スポーツの一つの魅力なのかもしれません。


14年前にもここのFootballの試合を見ましたが、その時と違うと思ったことは、商業化しているな、と色々なところで感じました。例えば、この試合はLocalでテレビ中継がされていましたが、試合中に"Media Time out"といって、テレビのCM中に試合が展開されないように、CMが終わるまでプレーが再開されません。これはまさにNFLと一緒です。
あとは、とにかくあちこちにスポンサーの広告が張られていますし、色々なところに、チームグッズ販売(merchandize)をするところや、ハンバーガーやホットドッグなどのConcession(売店)も設置されていました。あと、音楽をガンガン流したり、タイムアウト中に大学の関係者の紹介や功績を称える場面、大学が最近取り組んでいる環境問題などを発信したりと、エンターテイメント性やコミュニティー性などを組み込む工夫がされていました。そういうメッセージの中で、一生懸命がんばっているアスリートの姿にも励まされたりします。



NYまでの帰り道で、Springfieldに寄り、先日マイケル・ジョーダンが表彰された、Basketball Hall of Fame (バスケットボールの殿堂)にも行きました。あまりに立派な施設に圧倒されました。これも、歴史や、アイデンティティーなどを次世代に受け継ぐ大切なスポーツとしての役割を持っているのだと思いました。


最後に、本当に素敵な紅葉が見れたので、写真を記念に残したいと思います。


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