9.13.2009

Challenge Race!

今日から2週間くらい前にYokoが、「このレース出てみれば」と僕に言いました。それは地域のロードレースで、1マイルと5マイルを続けて走る "Challenge Race" のことでした。

「やってみっか」ということで、

ここ2週間、ほぼ毎日家近くのジムへ通ったり、地元の学校のグラウンドを走ったりとトレーニングを続けました。今日はそのレースの当日。参加者は220名だったそうです。

1マイルスタート前の風景。一番前の内側を取ることができました。大事です、笑。


まずは1マイルから始まるのですが、このコースも事前に何度も走ってタイムを計っていましたが、ベストは7分台にとどまっていました。色々と考えて準備したのですがさすがに全部100%では1マイルは走りきれないので、走り方に気をつけながらも後半追い込み型にして、本番はベストでも6分台で勝負したいと考えていました。その後に続けて走る5マイルは練習では45~50分程度だったので、これもベストを出したいと考えていました。

とにかく今回は、周りを気にせず自分のベストを更新すること、あとは楽しむ、ということを目標にしました。

結果は1マイルは6分台、5マイルも43分台と(以下写真の通り!)、どちらも自己ベストを更新できて、めっちゃくちゃに気持ちよかったです。



3位までは賞品をもらえたのですが、残念ながら僕はそこに入り込めなかったですが、近日中にウェブサイトに全体の成績が発表されるそうです。ちなみに1マイルの優勝者は5分台、5マイルは28分台でした。遠い世界だ。。

いやーただ走るって気持ちいい、と改めて思えました。気持ちは前向きになる、ポジティブなアイディアが浮かんでくる、ちょっと苦しいのを我慢して乗り切ったあとの爽快感などなど。

特に5マイルレースの最後の1マイルに差し掛かった後の5人抜きは気持ちよかったです。終盤になって「あの向こうの人まで追い越して終わろう」と目標設定して、「今すぐ抜かなくていいから、焦らずゆっくり、でも前の人よりは少し速いペースで続ければいいだろう」って考えて走ったのがよかったのかも、って思います。

それにしても、大勢のポリスがコースのポイントで立っていたり、車を停めてくれたり、地元の人が家からでてきて大声で応援してくれたり、自然の中で汗一杯かいてたくさんの人と走るって気持ちいいなあと思えた一日でした。

P.S.
NFLも今日ほとんどのチームが開幕。スポーツの秋ですね~。

9.09.2009

Many a little makes a mickle

オバマ大統領の医療保険改革についての演説を、テレビの生中継で見ました。

Obama calls for health-care reform in 2009


オバマさんの演説を最初から最後までしっかり見たのは、就任演説以来ですが、彼の声がテレビから聞こえてくるといつも思わずちらっと見てしまうほど何か引き付けられるものがあります。

今回の演説は、民主党と共和党の合同会議となって、特定の政策で大統領が議会演説するのは異例とのこと。オバマ大統領は、「今こそ両党が協力する時だ」と訴えていました。今回アメリカで生活するようになってアメリカの保険の特徴や問題点を肌で感じることができるようになりましたが、この保険の問題は長期にわたって大きく問題視されている課題です。

演説の中でポイントと思ったことは、
  • アメリカには約4600万人の無保険者がいること。(総人口の約15%!?)
  • 一般の家庭で健康保険にかかる平均コストがこの10年で2倍以上(具体的には$1,543から$3,354に)なっていること。
  • 保険にかかるコストによって、毎30秒、アメリカでは倒産を余儀なくされ、このままでは今年の終わりには150万人のアメリカ人が家を失う。
  • 民間保険が一部の人にしか利用することが限られていない中、民間保険市場への政府介入を実現して、個人や中小企業がより手ごろな価格で入れる保険の市場の枠組みを整備すること。(Public Optionsという言葉が何度もでました。)

アメリカの保険は日本と比べると結構複雑で、プランによって医療を受けられる医師のネットワークが狭まったり、(広げるためには医療費がぐんとあがる)治療法や処方薬の範囲も医療費負担額によってさまざまだったりする。つまり、医療機関を選択する権利が限られていること、医師の治療内容に対する管理が厳しすぎること、医療費がバカ高いこと、などが主な問題点とされています。さらには、アメリカの保険業界は、コンペがほとんどない州も多く、価格を上げたり質が落ちたりしている現状もあります。

今日の演説はPublic Optionsの具体的な説明まではなかったようですが、早急に改革が必要なこの保険問題の動きに注目。


その後、テレビのチャンネルをヤンキースのYES Networkに変えると、ジーターがヤンキースで2721本目のヒットを放ち、歴史的な2722本目にチャレンジしている場面が映りました。

Jeter ties Gehrig hit mark

この記録は、ヤンキースで打ったヒットの数としてLou Gehrig (ルー・ゲーリック)が残した歴代1位の記録に並び、それを塗り替えようとするシーンでした。このルー・ゲーリックという選手は、14年間に渡って、2130試合連続出場をし、2721本のヒットを打ち、Iron Horseなどと言われメジャー史上初めて自身の背番号「4」が永久欠番になった偉大な選手です。(その後37歳という若さで病気で亡くなる)

ジーターの凄いと思うところは、首位打者などのタイトルを取ったことはないし、うまいとされる守備でもゴールドグラブ賞を何年も取ったというわけでもないけれども、何よりも「ハッスルプレー」と「続けてきた」ということで、それがたくさんのファンをひきつけているに違いない、と思っています。

オバマ大統領も、逆風に負けず、この力強いリーダーシップを続けて、歴史に名を残す人物になって欲しいと思うし、自分も負けずに頑張らなきゃと思います。

9.04.2009

Micheal Vick

NFLのNew York Jetsのプレシーズンマッチを観にいきました。

JetsのホームグランドGiants Stadiumの駐車場での一枚。試合前に早くから駐車場でキャッチボールをしたり、バーベキューをしている姿はサンディエゴでもたくさん見かけましたが、これはお決まりのようです。近くには、NBAのNJ Netsのホームアリーナ、IZOD Centerもあります。














このJetsのスタジアムは、もう一方の別のカンファレンス、NFCに所属するNew York Giants、MLS(メジャーリーグサッカー)のレッドブル・ニューヨークとで共有していますが、このスタジアムも今年で最後となり、今現在新スタジアムが建設されています。(MLSレッドブル・ニューヨークは別にニュージャージー州・ハリソンに新サッカーアリーナを建設し、来年開場を予定している)














この新スタジアム、Meadowlands Stadiumは、82,500人収容可能でNFLでは2番目に大きいスタジアムとなります。(1番はWashington DCにあるWashington RedskinsのホームスタジアムのFedEx Fieldで91,704人。ただ、TexasにあるCowboys Stadiumだと100,000席まで増席可能とか。ちなみにこのCowboys Stadiumは今年5月に開場して、ドームスタジアムとしては世界最大規模)

New York Jetsは、実はマンハッタンの西側にドーム型の新スタジアムを建設する意向を示してきましたが、2005年に政治的な理由もあって、このMeadowlands StadiumをNew York Giantsと共有して使用することに同意した経緯があります。

ちなみにこの建設費は$1.4billion(約1400億円)とされ、運営費なども含めて25年のリースが組まれているようです。このリースは、15年後からopt out(離脱)の権利を得ることが可能だそうですが、もしどちらかのチームが自身のスタジアムを所有することになった場合、もう一方のチームが残り全てのリースを支払う必要があるとか。

この経済状況で、Footballビジネス全体もその風を受けている中、新スタジアムの建設により成長している例もあります。今年の5月に開場して話題になった、Texas Cowboysの新スタジアム、Cowboys Stadiumは、今の時点でシーズンチケットがほぼ完売しており、新スタジアムによる今年の収入も$285million(約285億円)で、昨年の2倍以上と予想されています。 (Forbes SportsMoneyより)

今回の一番の目的は、対戦相手のPhiladelphia Eaglesのクォーターバック、マイケルヴィックを見ることでした。このヴィックという選手、NFLではQBとして史上初めて1,000ヤードラッシュを記録したり、同年のラッシングでの平均獲得ヤード8.4というNFLレコードを作った「史上最速QB」として評され、2004年には10年総額1億3,000万ドルという契約を得た選手。とにかく超アスリートで、2001年にNFLのドラフトでアトランタ・ファルコンズから全体1位指名を受けた時には、MLBコロラド・ロッキーズからもドラフト指名されたほど。

これだけ数々の伝説を作って、影響力のある選手になった人物が、2007年に闘犬賭博に関わった容疑で連邦大陪審に起訴され、禁固23ヶ月の実刑判決を受けることになり、アメリカでは大ニュースになりました。今年5月に刑務所を出所してきたばかりで、NFLからは無期限出場停止処分を受けていましたが、今年7月に処分を解除されたばかり。

米国では動物虐待に対する批判が強くて、闘犬は全米50州すべてで非合法となっています。そのため、動物愛護団体を中心に、ヴィックのNFL復帰に反対する人も多い中、今年8月にPhiladelphia Eaglesとの2年契約が成立しました。

僕は個人的に、2年もの間禁固刑に科せられていた大きなブランクがあるにも関わらず、出所してわずか数ヶ月の選手と$1million(1億円以上)の契約を実現できてしまうこの選手のアスリート振りを一度見ておきたいと思って、この試合を選びました。彼の魅力はなんと言っても走力ですが、強肩でも知られています。これは試合前の練習ですが、40ヤードをかなり軽々と投げてます。


試合にも何度もでて、タッチダウンまでしてしまったヴィックですが、フィールドに出てくるたびに、異様な雰囲気に包まれました。あまりに観客からの罵声が凄くて、おさめた動画にも気分の悪い声が多かったので、uploadはしないことにします。


走りに以前の切れ味は見られませんでしたが、これから彼がどう更正して、どう社会にメッセージを残していくか引き続き注目したいと思います。それにしても、有名な選手になると色々な人が回りに集ってくるし、まだ若かったヴィックからすると本当は周りで守ってくれる人もいなかったのかもしれません。素晴らしいプレーや頑張りを見せてくれる一流の選手は、たくさんの子供達から注目されたり、社会的な影響力が大きいことから、そうしたことから守ってくれる人や、本当の一流になるべく傍で教育をし続けてくれる人が必要なのだと改めて思います。

最後に、そろそろタッチダウンくるかなと予想して見事に取れたタッチダウンシーンの動画をアップロードします。うまいなあ。

試合は、JETSが38-27で勝利しました。

P.S.

Big Blueは初戦を落としてしまったようですが、明日の母校の開幕戦は是非勝ってもらいたい!!

8.25.2009

The latest sports business news

色々あって更新が滞っちゃいました。

NYは地獄のような暑さから、この2日間はやっと涼しくなってきた感じです。
毎週、アメリカで起きている色々なスポーツビジネスニュースをまとめる仕事をしていますが、この経済不況の中、いかにお金をかけないでマーケティングをするかという例を良く見ます。
  
たとえばこのニュースは、アメリカでナショナルレベルで注目されるリトルリーグの話ですが、リトルリーグは2007年1月にESPNと8年間、$30.5million(約30.5億円)でテレビ契約をしていますが、今はもっとコスト効率の良い、インターネット上での放映(ストリーミング)などのブロードバンドアプリケーションに関心をもっています。
 
リーグ自身がこうしたネットワークを持つというのはこれからのトレンドみたいで、このリトルリーグも自身でネットワークを持って、試合の放映だけでなく選手のリクルーティングやコーチング・トレーニング方法、インターネット上でコミュニティーを拡大するなどソーシャルネットワーキングなどのエリアにも展開しようと考えているとのこと。
 
こういう動きは、他のスポーツ団体や施設のホームページにも最近ではよく見ますが、Facebook(日本で言うmixi)や今話題のTwitter (ブログとチャットを足して2で割ったようなコミュニティーサービス!?)とリンクさせて、これらを通してイベントなどのプロモーションを行ったりしています。
 
このニュースもUSサッカーがEA Sports(ゲーム会社)と連携して、EA Sportsがもつアニメーションなどのテクノロジーを使ってより視覚化されたコーチングをネット上で行うなどのサービスを提供しています。

 
これは別の話題ですが、最近のスタジアムやアリーナには多くのスイート席(新ヤンキーススタジアムでも話題になった2,000ドル以上する高級席)を増やして売り上げを伸ばそうとする傾向がありますが、これは、この経済状況下ではある意味逆行したやり方かもしれません。
 
そんな中、ロスにあるStaples Centerに、ナイトスポットのラウンジをオープンするというニュースがありました。このターゲット層は21-35歳の若者で、従来の高い年間スイートを買ってもらうものとは別に、それよりは低価格の設定で、試合会場にバーを作っちゃおうという感じのコンセプト。
 
ちなみに今年10月27日のNBAレイカーズの開幕戦にオープン予定で、日本食レストランKatsuyaなどもこのラウンジ内のメニューに加わるそうです。このように今の経済状況を考え、色々な工夫があちこちで見られます。
 
P.S.
今の上司ともたくさんディスカッションをしてきましたが、次にセットした目標に向かってまた少しずつ動き始めています。せっかくアメリカにチャレンジしにきてるから、まだまだ落ち着いてられません。 でも何か落ち着かないなーと思ったら、実はこの時期は毎年フットボールの開幕前で体が勝手にわくわく反応を起こしてしまうからなんじゃないか!? なんだと思います。
今年も、日本、アメリカでどんなストーリーが生まれるのか。せっかくのNYなので来月あたりNFLかCollegeを見に行っちゃおうと思います。わくわく。

7.19.2009

Single A

MLBニューヨーク・ヤンキースのSingle A球団、Staten Island Yankeesの試合を見に行きました。

ここはNew York Cityの南西に位置する島で、南のBrooklynを通って橋を渡ると、Staten Islandという島がでてきます。ここにあるYankeesのSingle A球団のスタジアムは海に面した素敵なボールパークで、センター後方にはManhattanの景色も見ることができます。

朝、いきなり思いつきで行ってみるか、という感じでぶらっと行って見ましたが素敵な時間を過ごすことができました。


この球団には、三原さんという日本人フロントスタッフの方もいて、試合前・試合中に色々な話をすることもできました。とても誠実でやる気があって目が輝いている生き生きとした姿に自分もとても刺激を受けました。
ここの選手達は、学生を卒業したばかりの、未来のメジャーリーガーの卵がプレーしています。週のサラリーはだいたい300ドルくらいということで、厳しい環境で生き残りをかけて必死にプレーしています。こういうところ、好きだな。。
マスコット的な子供とのキャッチボールが面白かった。


ホームラン!!!SI Yankees期待の星のNeil Medchillのナイスバッティングでした。

P.S.
いつも大変お世話になっているNYのスポーツマーケティングの会社Trans Insightの鈴木さんからのお声がけもあり、筑波大学の学生の前でWBCの講演をする機会をいただきました。先週末のシカゴとの出張と重なりビデオでの参加となってしまいましたが、これからの明るい社会を作っていく大切な学生を前に、自分が少しでも役に立てることがあれば、これからも是非是非していきたいと思っています。