昨日は、この大学院に来て今年一年間で一番、本当に嬉しい日でした。
サンディエゴ・パドレスのVPで、PETCO PARKのGMでもあるリチャード・アンダーセンさんの”Operational Management”の授業では、事前に割り振られた議題にグループが1時間プレゼンをするという時間があるのですが、自分のグループが昨日Staffingについてプレゼンしました。人事に関わる議題で、直訳すると「職員」なんですが、自分らはこれをSelection(採用)・Training(社員教育)・Retention(保持)の3つにわけてリサーチしてきました。
嬉しかったのは、今回のプレゼンは本当にうまくやって、最後に一皮向けたい、と個人的にこの日のために頑張っていたのですが、自分のプレゼンが終わった時に、拍手喝采を受けて、たくさんのクラスメイトがよってきて「このプレゼンはこのクラスの中で一番良かった、本当に感動した」「良かったよ!この情報ある?」「オール5だ(クラス全員に毎回評価をされ、これも成績に反映される)」など真剣な顔をして話しにきてくれたこと。
自分は、スポーツではこういう経験があるのですが、勉強や仕事面で、アメリカ人にこうしてもらったことは、初めて。
リチャードさんにいたっては、"Nari, my friend, it was such an impressive presentation"と普段朗らかな表情から真剣な顔をして個人的に称えてくれました。このリチャードさんには個人的にも大変、お世話になっているし、大変な人格者でパドレス職員だけでなく他たくさんの人達にその実力と愛情に尊敬の念をもたれている人。本当に嬉しかった。
なかなか自分は心のそこから満足を得られない性格になってしまっているのですが、やっと、自分の頑張りがクラス全員に認められた、と満足できる瞬間でした。
何よりも、アメリカ人が納得する、喜ぶ、理解できる、プレゼン方法の最初のステップを体で覚えられたことが嬉しかったところと思う。
あとは、今回は、自分の良い面での性格なども表現できてやっと伝わった気がして、本当に嬉しかった。
大学院も残り6週間をきり、この約1年間、アメリカ人に1つ認められるようにと、例えば、割と得意のパワーポイントで頑張ってみても、他にはたくさんこのスキルをもっているクラスメイトがいたり、なかなか味がだせず、ずーっと悩んでたのですが、もう最後は「頑張り」と「誠意」しかない、という感じでやった結果でした。
アメリカって、頑張って結果を出せた人に本当にフェアに認める文化がある。この瞬間がたまらない一回味わうとまた、ってなる。
あと5週間で、波が来てる気がする。今月はインターンも決まってくると信じてるし、ガンガン来いって感じ。
今回は、スポーツ組織のリアルな話をもってくるためにMLB Teamの人事に連絡したりもしたのですが、自分が発表した一部で、一番評判がよかった内容のビデオがこれです。
NFLを例にした採用プロセスの「テスト」のステップについてです。
Wonderlic
PS
オバマが初のアフリカ系アメリカ人として第44代アメリカ合衆国大統領に選出されて、このアメリカ経済大不況の中、どうリードしていくか、見ていきたい。
11.06.2008
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8 件のコメント:
よかったね。
あきらめなければ、なんでもできますよ。
Takedaさん
なんで敬語!?メッセージ、マジでありがとうございます。ねちっこくいきますよ。
excellent!って言うのかな。こんな時、アメリカでは。
おめでとうございます。よかったですね。
自分は今週月曜日まで1週間アメリカ下見旅行してきました。色々と学校を回って、やっぱり行きたいと実感しました。
そして、nariさんのこういう日記を読むと、さらにムズムズしてきます。笑
ストライカー母殿、
fantastic!とかfabulous!とかもあるし、ほめ言葉いっぱいあるよね。
森本さん
Campus visitお疲れ様でした。
これから、本当に大変と思いますが、ぜひこれからあきらめずに頑張ってください。また連絡ください。
よかったね~。
何かをやり遂げたときって
なぜか報われた感じがして
清々しい気分になるんだよね。
努力をした人の特権だね。
hon-yuさん
ありがとう、その日の夜は美味しいコリアン食べて自分にちょっとご褒美してあげました。(これも大事ね)
また次に向かって頑張るよー。
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